悪鬼-3
「あああっっっ!!!タケル様あぁぁぁぁっ!!!」
母が、断末魔のごとき悲鳴を上げる。
細い腕が背中と首のあたりを掴んで痛いほどに抱きしめてくる。
「ああああっっ!!おっきいぃぃぃっ!!」
たまらないと言わんばかりに乱暴にタケルの髪を掻きむしった。
よがって高い声を放ちながら、しがみついて離れない。
ひどく温かかくてやわらかい絶品の肉洞にタケルもたまらず呻いた。
きつすぎず、緩すぎず、それはタケルのために作られたようにジャストフィットした。
「タケル様っ!!!タケル様っ!!気持ちいいっっっ!!!」
母を腕の中に閉じこめながら、狂ったように腰を叩きつけた。
なにも考えられなかった。
ただ夢中で犯しつづけた。
「もっとぉぉぉっ!!もっとしてぇぇぇっ!!!」
パン、パンと、肉を激しく叩く音が部屋のなかに響く。
母は、力強い責めを嬉しがるように喜悦の声を放つだけでしかない。
ほっそりとした脚を絡めてタケルの尻まで抱え込もうとした。
「もっと乱暴にっ!!もっと激しくしてぇぇっ!!!」
狂ったような叫び方だった。
タケルは歯を食いしばった。
愉しむなんてことはできはしなかった。
目も眩むような気持ちよさがある。
やわらかい肉壁が一分の隙もなく、まとわりつくように包み込んでいる。
潤みきった肉洞がタケルのすべてを呑み込もうとしている。
至宝のような膣だった。