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わたしを見つめて
【熟女/人妻 官能小説】

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1)-9

「お願い、もう許して」
「許すなんて。私にとって佐枝子さんは憧れの存在だ。あんたを抱けたら死んでもいいと思ってた」
乳房を舐めまわし、ゆっくりじらすように腰を動かす。
「舌を出すんだ」
囁くと佐枝子は舌を突き出した。男は音を立てて舌を絡め、吸い付いた。
「私はもう死んでもいい。佐枝子さん、選んでくださいよ。私をこのままこの部屋から追い出すか、あんたがイクまで続けるか」
「お、お願い……」
佐枝子は泣きながら言った。
「下半身は私を離すまいと、まだ締め付けてますよ。佐枝子さん」
つながったまま、男は手のひらで佐枝子の体を愛撫した。
「こんなきれいな人だから乳首の色は薄いと思ってたけど、けっこう濃いね」
ちゅっと吸い付く。
「でもいいよ。あんたも大人の女だもんな。結婚式の白いドレスは、胸も尻もくっきりと形がわかってさ。きれいで卑猥で、私は固くなった自分のモノをどうしようと思ってましたよ。キャンドルサービスで私の横に来た時、伸ばした腕から白いわきの下が見えて。
たまらなかった。その場で押し倒したかった。みんなに笑顔を振りまきながら歩いているのに、ちっとも私の方は向いてくれない。
しょせん私は人数合わせで呼ばれただけの、親しくもない同僚でしたけどね。
あの日から頭の中は佐枝子さんのことでいっぱいでしたよ。それなのに、あんたの旦那はさ、医局で”あんな女、体しか取り柄がないよ”って笑いのネタにしてたよ。”お嬢さん育ちでメシはまずいし、家事はのろいし。あっちだけは積極的だけどな”ってさ。
私はね、腹が立ちましたよ。自分の宝物を汚された気分になった」
ゆっくりと腰を押し付けながら動かしては止めた。
「ひどい旦那だね、佐枝子さん」
「お、お願い……続けて……もっと、もっとしてぇ」
佐枝子は両足を男の腰に絡め体を密着させた。
「佐枝子、おまえ……」
夫は全身の力を使い、やっとのことで上半身を持ち上げた。
「あんたはそこでおとなしく見てろよ」
男はそう言うと、佐枝子を押さえつけ再び腰を動かし始めた。
「ああああっ!!いい!もっと、もっとして!」
中でペニスを食いちぎるほど締め付けて来る。
「ああっん!」
ビクビクと肉が震え、佐枝子は登りつめた。男はそのまま佐枝子の中で果てた。
「愛してるよ、佐枝子さん。最高だ」


 ぐったりとした二人をそのままにして、男は部屋を出て行った。
佐枝子はようやくはっきりして来た頭で、これから自分たちはどうなるのだろうと男が出て行ったドアをただ見つめていた。




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