はじめて……-2
「イッタァァァァァァァイッ!!!!!!!!」
大騒ぎ♪
我慢するって言ったでしょ?
「だってぇ……。」
嘘つき。
ローション全然だめじゃん!
逃げる逃げる。
ズルズル滑りまくり。
たまに、めり込めば、この騒ぎ。
お前、ほんとにやる気あるの?
「だって、ほんとに痛いんだもん……。」
泣きそうな顔。
そりゃあ、なあ……どう見ても、出来そうにないもんね。
少しは、背も伸びたけれど、手足のつくりが細すぎ。
お尻は、しっかり膨らんだくせに……。
「タカ……怒ってる?」
じろっ!
向けられていた、すがるような目。
ふん、お前って、ずるいヤツ……。
あと一歩って、ところなんだけどなぁ……。
頭が、隠れるくらいまでは、めり込んだりする。
でも、そこから先が……。
「コトリ、今度こそ頑張るから……。」
いや、頑張るようなことじゃないから……。
そんな悲しそうな顔すんなよ。
手のひらにローションを、タラッ。
コトリの全然ない!おっぱいに、ベタ。
ぬりぬり。
「ひゃふぅ……キャハハハ……。」
気持ちいいでしょ?
そのまま、くすぐりまくり。
「キャハハハハハハ!!」
へへ……ほれ、笑え。
コトリは、笑いすぎて涙目。
バスタオルは敷いてたけど、そんなもん外れてシーツにべったり。
あーあ……。
「コトリ、風呂行こうぜ!」
「うん!」
やっぱり、お前は、笑った顔が一番可愛いよ。