旅の始まり-9
コトリは、駐車場にオレのクルマがあるのを見て、自分の部屋に帰らず、そのまま、まっすぐオレの部屋にやってきた。
けけっ、飛んで火にいる夏の虫。
「今日、休みなのぉ?」
そんなこた、どうでもいいから、こっちへ来い!。
有無を言わさず、抱え上げて寝室へ連れ込み、瞬く間に素っ裸に。
「ハイ、これ穿いて♪」
手渡したのは、ゴスロリショップ「プチキャンディ」の通販で買った上のヤツ。
「なんなのコレ?」
ハイ、文句言わないで、お着替えお着替え。
今日は、時間もあるからお化粧もしちゃお♪
前々から、コトリにこんなカッコをさせてみたいと思ってた。
出来映えは?
うわっ!逝った!!
目の前に登場したのは、発禁確実、悩殺間違いなしの危ないグラビア天使。
日焼けのビキニラインだけが、ちょっと変だけど……。
「いったい何なの?」
本人は、いきなり奇妙な格好をさせられて不満げだったが、浴室の鏡で自分の姿を見たら、意外とご満悦。
ほれ、ご馳走用意してやったぞ。
でも、やっぱり寝たまんま。
バカはほっといて、ご主人様はやる気満々。
我慢なんかするはずもなく、ベッドに引きずり込んで襲いかかった。
「ちょ!……タカ!」
いきなりがむしゃらに襲いかかられて、コトリは焦りまくり。
知ったこっちゃねえ!
こっちは、あまりの可愛らしさに、理性なんか吹き飛び、ただの野獣に。
小さな頭を後ろから鷲掴みにして、荒々しく舌を吸い上げ、幼気なアソコを乱暴に弄び、身体中に舌を這わせて舐めまくる。
足首掴んで、引き裂かんばかりに左右に拡げ、アソコだけじゃ飽きたらず、身体をくの字に折って、お尻の穴まで舐めまくった。
初めは脅えた目を向けてたコトリも、最近じゃすっかり慣れてきたのか、いつの間にか、うっとりと目を閉じて、オレのするがままにやられまくり。
ほれ、お尻くねらせてみ。
吸いつくようにアソコを舐めてやると、気持ちいいらしくて、うん、うん、言いながら、小さなお尻をくねらせる。
ずいぶんと、いやらしい子になったこと。
もう、可愛くて可愛くて、アソコを舐めては、唇を重ね、舌をあきれるくらい絡め合っては、またアソコを舐めていた。
よく考えたら、ばっちいよな。
昨日、お漏らしするまで虐められたコトリは、今日は、とっても素直でイイ子。
上にしたり下にしたり、たまに抱え上げて逆さまにしたり。
何をしても嫌がらないから、めちゃめちゃ可愛らしくて、頭のてっぺんから足の指一本一本まで、念入りに舐めて可愛がるほどの熱の入れようだったのに、うちの放蕩息子は、どっかに行ったきり。
いい加減にしろよお前……。
すごく興奮してたけど、コトリでもダメならどうすりゃいいんだと、急に不安が頭をもたげて、だんだん気分が萎えてきた。
「どうしたの?」
不意にオレの元気がなくなったのを見て、コトリが心配そうな顔。
「ちょっと、疲れてるらしくて、元気がないんだ。」
見つめた先には、傷心にぐったりとしたアイツ。
「ほんとだ、元気ないね。」
コトリが指先で、ちょんちょん。
やっぱり悪い事って、できないようになってるのか?
密かにコトリとシホの親子丼を目論んでたオレ。
3人で笑いながらエッチ、なんて夢のようなハーレム計画を画策していたが、現実は、昨日のキョウコのようになるのかもしれない。
神様って、やっぱり見てんのかも……?
人生最大の危機を迎え、だんだん鬱っぽくなって、壁にもたれるように寄りかかっていた。
「大っきくしてあげよっか?」
コトリが悪戯っぽい瞳を輝かせながら、無邪気に笑いかけてくる。
ムリムリ、あれだけ興奮してもデカくならないんだから。
なんて、思ってたら、いきなりパクッ。
あら、ありがと。頑張ってくれるの?…………。
投げ出したオレの足の間で、一生懸命小さな口をモグモグ。
うわっ……意外と上手になったね、お前。
ここのところ、思ってたことだが、コトリは、ほんとに嫌がらないで一生懸命してくれるようになった。
可愛らしい顔を、縦にしたり横にしたり。
時々オレを見上げるエロっぽい艶のある眼差し。
化粧をしたせいか、ひどくいやらしい顔。
とても、子供にゃ見えないね……。
小さな手のひらに包み込み、先っちょを三角形の舌が、チロチロ。
中まで舐めてくれる。
おお……って、ん?
なんか、かすかな兆候が……。
それまで一切の神経が遮断されていたように無反応だったのに、今はコトリの舌の気持ちよさが微妙に伝わってくる。
うわっ、だんだん気持ち良くなっていく……。
みるみる力が漲っていくのが自分でもわかった。
コトリの吐く息が、苦しげになる。
おお…………。
足が突っ張ってきた。
コトリの頭が大きく動き出す。
おお…………
おおおお…………
おおおおおおおおおおお!!
キターーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
「ぷはっ!」
コトリが開けた口の中から飛び出したのは、まさしく帰ってきたウルトラマン。
まるまると肥え太ったアイツが、「よっ!ただいま!」と、元気に頭を振っている。
お帰り〜〜〜♪
「大っきくなったよ♪」
得意そうな顔で、無邪気に笑いながら、嬉しそうにしているコトリが、まるで本物の天使のように思えてならない。
コトリーーーーーーーーーーッ!!!!