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可愛い弟子
【ロリ 官能小説】

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悪魔のような女-2



換気扇、回しません?
目が痛っ!

「お肉、焦げてるよっ!」

となりでコトリちゃんが叫ぶ。
マジでウェルダンどころか、炭になるってっ!
ああ……上等なサーロインが……

「ちゃんと、火を通さないと、お腹の中で虫がわくのよ。」

いったい何年生まれだ!!!
がばいばあちゃんでも、今どき、そんなこと言わんわ!!
あんた、ほんとに料理できんのか!?

やっと、食卓に上がってきた頃には、極上のサーロインが見るも無惨なワラジに。
黒すぎて、でかいゴキブリに見えるんですけど……。

「遠慮なく、たくさん食べてね♪。」

…………………………

コトリちゃんが、お昼食べない理由が、なんとなくわかったよ……。




金曜の夜。
練習を終えて帰ってくると、すでに駐車場には、コトリちゃんのお母さんのクルマが。
チッ!
仕方なしに、愛車の中で、ちょっとコトリちゃんとイチャついてから、部屋に送っていくと、
「よろしかったら、晩ご飯、一緒に食べていきませんか?。」
と、思いがけぬサプライズ。
実は、お母さんも密かに狙っているオレ。
断るわけがない。
近づいた肉布団。
あこがれの親子丼。
ニューヨークへ行きたいかぁっ!
別に行きたかないけど、お母さんにはあんなコトや、こんなコトしてみたい。

食卓に上ったでかいゴキブリ……もとい、極上ステーキ3皿と、山のように盛りつけられた付け合わせのサラダ。
それに、なぜか味噌汁に赤ワイン。
時計を見たら、10時過ぎ。
帰ってきたのは、9時前くらいだっけ?
気の弱いお父さんなら、腰が引けてしまうようなメニュー。

「お母さん、料理へただよ。」

コトリちゃんが、そっと耳打ち。
はっきり言う子だね……。
でも、君は正しい。
サラダつったって、キャベツとレタスしか入ってないじゃないか。
しかも、山のようにマヨネーズときたもんだ。
これは何か?創作料理か?
顔が可愛ければ、何でも許されると思ってるのか?
ジーーーーー。
許す♪

コトリちゃんに、ほんとによく似てる。
二重まぶたの大きな瞳。
ぷっくらとした唇。
目は、お母さんの方が垂れてるね。
その分、あどけなさが、これでもかってくらい増してるわ。
目元なんて、まるで瓜双子。
ギリギリ三十路前。
オレと3つ違い。
年齢的には、ほぼ互角。
二人が結婚したところで、それを咎める者は、誰もいない……。
コトリちゃんは、シホさんが二十歳のときに出来た子。
もしオレが父親だったら……。
校舎の窓を叩いて割る人だったら、ギリギリセーフか?


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