リアル・コトリ-4
無理……。
絶対に、無理……。
下から開いて、見上げてた。
コトリちゃんは、オレの顔を跨ぎながら、ポッキーをポリポリ。
テレビなんか観てるし……。
行儀の悪い子。
上は、ぴっちりしたTシャツだけ。
下は、生まれたまんま。
可愛いショーツは、ベッドの下。
ずっと、下から眺めてるけど、コトリちゃんは、まったく、恥ずかしがる素振りなし!
それだけ、信頼されてんのかもしんないけど……。
やっぱり長いうさぎの髪。
コトリちゃんのトレードマーク。
今度は、コトリちゃんの顔に、あの金髪の女の子が重なってしょうがない。
あの子、出来たよ。
コトリちゃんも、してみる?
何度か、押し当てたことはある。
でも、擦って終わり。
無理に入れようとしたことは、一度もない。
どう見たって無理。
絶対、出来ないッス!。
あの子よりは、ちょっと背が低い。
マッチ棒くらいしか、入りそうにない穴。
でも、あの子の穴も、そんなに大きくなかったっけ……。
伸びるかな?
綿棒、持ってきた。
また、同じようにコトリちゃんに跨いでもらった。
最初は、怖がらないように、入り口のあたりをコチョコチョ。
キョトンとした、顔してる。
ちょっと、入れてみようかな?
「イッターいッ!!!」
大騒ぎ。
「ごめん!痛かった!?」
コトリちゃんは、手で股を押さえながら、うずくまってる。
エエーッ!!こんなことでロストバージンですか!?
するわけない……。
綿棒の頭は、隠れてもいなかった。
びっくりしただけなのかも知れない。
「ほらぁ、そんなに痛くないでしょ?大騒ぎしないの。」
まったくデリカシーのないオレ。
不用意な発言で、瞬く間にコトリちゃんに着火。
ギロッ!
身構える暇もなかった。
どふっ!
思いっきり、腹にヒット……。
コ、コトリちゃん……後ろ蹴り……上手になったね……。