ポッキー-1
第4話 〜〜「ポッキー」〜〜
不安げな瞳が、オレを見つめる。
すっぽりと、すべてが包み込めてしまうほど小さな身体。
オレを、信じ切っているのか、コトリは、黙って見つめるだけで、なにも言わない……。
閉じていた足を静かに開いた。
開かれた股の間に、オレは無造作に手を入れた。
手のひらに握り締めたストラップを手繰り寄せる。
コトリの股に、這わせていく。
きつく締め付けると、「うっ!」と、呻いて、コトリは唇を噛みしめた。
まだ、この子には早いのかもしれない……。
理解も出来ないだろう。
他の人達とは、違う行為。
ごく一部の愛好者だけが、好んで身に着ける。
理由なんてない……。
ただ、オレが好きなだけ……。
かまわず腹にもストラップを巻いていく。
すべてのストラップを掛け終えて、身動きできないほどに、雁字搦めに締め付けていく。
苦しげな顔。
どんなに暴れたところで、コトリはもう、なにも出来ない……。
いずれは、慣れる。
慣れてもらわなければ、困る。
多くの汗を、このストラップに吸い込ませるがいい。
やがて、病みつきになる。
このストラップの虜に、なる……。