投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

可愛い弟子
【ロリ 官能小説】

可愛い弟子の最初へ 可愛い弟子 10 可愛い弟子 12 可愛い弟子の最後へ

ポッキー-2



なわけないか……。

「どうして、こんなにメンドくさいわけ?うちのは、もっと簡単だよ!。」

窮屈なシートに固定されて、コトリちゃんは、ブーたれ顔。

だって、危ないでしょ?

オレの愛車は、GT−R。
改造費は、エンジン、足回りを含めて、およそ200万
一時期、狂ったようにハマって、給料のほとんどを突っ込んでいた。
助手席も、5点式バケットシート。

「うわぁ!すごぉい!」

一度でいいから、女の子に言われたかった。

「なにこれ?あたし、パス!」

現実は、こんなもん……。
コトリちゃんも、同じ。

「お尻が痛いぃッ!」

そりゃま、バケットシートだからね。
身体に合わないと、痛いわな。

「普通のがいいッ!」

はい……。
実家から持ってきて、すぐに付け替えます……。



道場からの帰り道。
コトリちゃんは、ものすごく不機嫌な顔で、話しかけんなオーラを全身から発散しまくってる。
窓の外に目を向けたままで、振り向いてもくれない。

じい様、余計なことを言ってくれる。

よりによって、コトリちゃんの前で……。

それも、お母さんと結婚だなんて……。




なんて、ナイスなアイデアなんでしょ♪

お母さんとは、たった三つ違い。

それも年上。

顔は、まったくのコトリちゃん似。

やっぱり、コトリちゃんに似て、小柄な人。

でも、意外とトランジスタグラマー。

ど真ん中ストライク!

ストライクゾーンがメチャクチャ広いオレ。

コトリちゃんに、興奮。

お母さんで、発射!。

憧れの肉布団。

あのお母さんのお腹の上で、コトリちゃんの初モノを……。

いててててっ!。

んなこと考えてたら、クロッチストラップ(股んところ)が、玉に食い込んだ。

狭い車内でひとりコント。

「ママは、ダメだからね。」

いきなり、きたッ。

コトリちゃんは、窓の外に目を向けたまま。

ほんとに、びっくり。

なんですか?

君は、サイコメトラーですか?

どこにも触ってないよね?

怖いんですけど……。

「ママ……、好きな人がいるもん……。」

窓の外に目を向けたまま、独り言のように、コトリちゃんがつぶやく。

「誰?」

思わず、聞き返していた。

「パパ……。」

ひどくさみしそうな声。

そう言えば、コトリちゃんのお父さんって、知らないよなぁ……。

「どんな人だったの?」

やっぱり、興味は湧く。

あの可愛らしいお母様の中で暴れまくって、こんな愛らしい天使を創った○玉の持ち主。

「知らない。ずっと、いなかったもん……。」

「生まれたときから?」

「うん……。」

お父さんの記憶ないんだ……。

「どうしてお母さんが、まだパパのこと好きだって、わかるの?。」

当たり前の疑問だった。

「ママが、前に言ってたもん。」

「なんて?」

「絶対、アイツのことは忘れないって。」

アイツ?

お母さんが、そう言ったの?

なんか、おかしくネ?……。

「コトリがママのお腹にいるときにね、パパは『ウワキ』したんだって。だから、絶対忘れないんだって……。」

…………………………

――お母さん。コトリちゃんにどんな言い方したんですか?……。

で?。

「去年、海に行ったとき、ママが言ってたよ……。『ウワキ』は大事なものだから、絶対離しちゃダメよって……。」

ああ!なるほど!そういうことね!

って……。

いい……突っ込まない。てか、ツッコミたなくない……。

コイツ勘違いしてやがる。

ウワキは、大事なもの。

おそらくコトリちゃんの頭の中には、その部分だけしかインプットされてない。

大事なもの + 忘れない = 好き。

こういう図式が、コトリちゃんの中で成り立ってるわけだ。

アホか……。

『ウワキ』じゃなくて、『ウキワ』だろ……。

お母さん……ちゃんと教えてあげないと、この子、間違ったまま生きていきますよぉ……。

おマセさんだけど、やっぱり幼い女の子

つくづく子供なんだなぁって、感じた。

はい!お父さん消えたああああっ!!

なんか、嬉し♪

「コトリちゃんのおウチにね、他にお母さんに会いに来る男の人とか、いるの?」

念のため、訊いてみた。

「いるよ。」

げっ!

いるのかよ!

「新聞屋のおじさんに、大家さんのおじいちゃん。」

ああ、オレも、そのじいちゃんなら会ったよ……って、違うわ……。

まあ、コトリちゃんなら、そう答えるのが普通だよな……。

やっぱ、自分で確かめるしか、なさそ。


可愛い弟子の最初へ 可愛い弟子 10 可愛い弟子 12 可愛い弟子の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前