投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

黒い訪問者 シークレット
【熟女/人妻 官能小説】

黒い訪問者 シークレットの最初へ 黒い訪問者 シークレット 0 黒い訪問者 シークレット 2 黒い訪問者 シークレットの最後へ

黒い訪問者 シークレット-1

「あなた、やめて」
「いいじゃないか・・・最近してないじゃないか」
「でもお母様が・・・」
「しばらく帰ってこないよ」
日曜の昼下がりである。生後三ヶ月の健二はベビーベッドで昼寝をしている。真冬の陽射しがカーテンの隙間から差し込んでくる。誠治は志津子に抱きついた。
「二人で暖まろう、志津子」
「ごめん、そんな気分じゃないの」
志津子の唯一の悩みと言えば夫誠治とのセックスである。感じないのである。セックス以外なら満点に近い夫なのだ。だからいつも演技をして夫を喜ばせながら気の乗らないセックスに耐えてきた。しかし子育てで疲れていること。母となったことで性欲が失せてしまったこと。もう限界にきていた。
「本当にやめてよ」
「いいだろ」
そのとき志津子の脳裏にあの男が浮かんだ。長い茶髪を後ろに束ね、肌が色黒の男。自称婦人科医の藤本だ。決して夫にはできない技を藤本は持っていた。夫では味わえない快楽を志津子は知ってしまったのだ。二度だけしか会っていないし、もう会うこともない。夫にも隠し通すつもりだ。
「健二に聞こえるから、もうやめましょう」
「聞こえたっていい。両親が仲が良いのは子供にもプラスだ」
誠治は志津子をベッドに押し倒すとセーターを捲くし立てた。小麦色の肌に純白なブラジャー。その胸の辺りをぎゅっと掴んだ。
「欲しいんだよ、志津子」
「あなた、やめて」
誠治は志津子を押さえつけてブラジャーを無理やり外すと乳首にしゃぶりついた。
「ああああああ」
「ほら感じるんだろ?」
「あなた、やめてったら」
確かに志津子の葡萄色の乳首が元気にビンビンしてきた。だが誠治に乳首を吸われるぐらいなら義母に吸われたほうがむしろ感じるのだ。実は義母良枝とも志津子は関係を持っていた。志津子はとうとう誠治をベッドから突き落としてしまった。
「痛てぇ〜」
「ごめんなさい・・・」
誠治は床に座り込んだまま小学生のように肩を落とした。
「あなた、ごめんなさい」
「いいんだよ。こっちが悪いんだから」
そして誠治はぽつりと言った。
「最近、志津子と距離を感じるよ」
「え?」
「俺のこともう好きでなくなったのか?」
「そんなことないわよ」
「母が嫌ならこの家出て三人で暮してもいいんだ。いつも世話させて申し訳ないと思っている」
「そんなことないわ。お母さんとは上手くいってるわ」
誠治はしばらく黙り込んだ。そして志津子にその寂しい背中を向けたまま小さい声で言った。
「全部脱いでくれないか?」
「え?」
「セックスはもういいから、見るだけでいいから・・・」
「え?でも・・・。恥ずかしい」
「恥ずかしさと俺への愛とどっちが大事だ?」
そう言われると志津子は断れなかった。
「わかったわ」

志津子はズボンを脱ぎ、次にパンティを脱いだ。
「いいわよ」
誠治はゆっくりと振り向いた。そして志津子の裸をじっくりと見つめた。お椀のような乳房、太く尖った乳首、黒々とした陰毛。均整とれた肉体が露わになる。
「きれいだ。志津子」
「寒いわ、着ていい?」
誠治は黙っていた。
「ねえ、着ていい?」
そのとき志津子の携帯が鳴った。志津子は全裸のままとった。


黒い訪問者 シークレットの最初へ 黒い訪問者 シークレット 0 黒い訪問者 シークレット 2 黒い訪問者 シークレットの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前