最先端研究施設で痴態-7
「ケイコちゃんにマミちゃん、これを使って、これを!」
嬉々としたミヤコが、ケイコとマミにそれぞれ1本ずつのディルドを手渡した。
ケイコは手渡されたモノが何かを直ぐに理解した。
「マミちゃん、こうやって使うのよ」
ケイコは戸惑うマミに向かって微笑み、手にしたディルドの根元部分の吸盤を床に押し付けた。手を離すと透明な男根が床から生えているように見えた。ケイコは直立する透明な男根を掴んだまま跨ると、淫口に押し当てて腰を落とした。
「ああああん」
女体をのけ反らしたケイコを見て、マミの淫乱な血が騒いだ。マミは同じく床にそれをセットすると、股間に宛がってゆっくりと腰を落とした。
「あううううううん」
ライトアップしたディルドが、淫部を犯す様子を立体映像として鮮明に映し出していた。その透明度は効力を発揮し、観ている者には、何もしていないのに小陰唇が勝手に左右に開き、淫口が自身の意思で押し広げたように錯覚した。少しグロテスクに見えたが、それ以上に卑猥だった。
淫乱の血に火の点いたマミは、ケイコと自分のその卑猥な画像に興奮した。2人の淫口が犯される卑猥な様子を見ながら、腰を上下に振り始めた。
「ああっ、ああっ、ああっ、気持ちいい」
胸が揺れて、快感で火照った女体が捩れた。
「凄くエッチだわ…」
上気した表情で立体画像を見上げるミヤコに、またハルマは声を掛けた。
「ミヤコさん。これも開発しました」
手渡されたそれは、卵型をした親指大の透明な物体だった。
「なにこれ?」
「ロータードローンです。登録された人物に向かって飛び、一度起動するとその者がイくまでクリトリスを執拗に責め続けます」
摘まんだ指先で表面を撫でると浮力を得るための無数の小さな開口部があることがわかった。
「イく回数も決めれますし、乳首責めのローテーションを組むことも可能です。もちろんパターンはランダムで飽きのこない設定です。また、複数機での同時責めも可能です」
「へえ」
ミヤコが摘まんだそれを感心して見ているといると、突然、それが激しく震えだした。
「きゃっ!」
驚いたミヤコは思わず投げ出したが、それは床には落ちずに空中に浮いたままだった。もう一つハルマの手から飛び立ったモノと合わせて、2機のロータードローンが、ミヤコの周りを一回りしてから、獲物を見つけた獣のように、ケイコとマミに向かって飛んで行った。
「もちろん、ケイコさんとマミさんに登録済みです」
ハルマが言った直後、それに襲われたケイコとマミの嬌声が上がった。
「いやああああああん、なにいいいい、あああああああん」
「ダメええええええええ、あああああああああああああん」
女体が跳ねる様子を見ながらミヤコの目は見開かれた。
「あなた凄いじゃない!」
思わず握手してきたミヤコの手をギュッと握り返したハルマは、乱交のチケットを獲得したことを確信した。
2人がロータードローンで激しく絶頂を迎えたため、オナニーショウはお開きとなった。しかし、突然迎えた絶頂だったので、研究員たちは自分たちのその時期を逸していた。