オマケ-3
「はあ、はあ、ホントは恥ずかしくて嫌なのよ、はあ、はあ」
その言葉のとおりに、春奈は恥ずかしくて仕方がなかった。ここに来るまでも、弘美の運転するステップワゴンの中では直前まで抵抗をしていた。
「嫌だよ。知らない人の前で、オナニーなんて絶対にしないからね」
「だって凄く興奮するのよ。春奈もやってみたらわかるって」
「や・ら・な・い!それにお母さん、【決め事】はどうなってるの?エッチなことは夜だけしかしない約束だったよね」
「だって春休みなんだもん。だから【決め事】も春やす…」
「都合のいいことばっかり言わないの!」
春奈は最後まで聞かずに、母親に向かってピシリと言い返した。
「だって、だって…」
この後に続いた響子の泣き落としで、最後には渋々同意していた春奈は、憤然としながら1人だけ先に店に入っていたのだ。
「いらっしゃいませ。どうぞこちらに」
直ぐにアルバイト店員の俊が来たが、まともに顔を見ることもできず、俯いたまま案内された席に着いた。俊が席から離れると、気づかれないように下着をくるぶしまで下げて座り直した。
スウスウして心もとなかったので、手のひらを覆うように股間に被せると、いつもの癖なのか中指の先を割れ目の中に食い込ませてしまった。
(やだ、濡れてる…)
恥ずかしくなった春奈がキョロキョロと辺りに視線を配ると、ちょうど注文を取りにきた俊と目が合ってしまった。
「ご注文はお決まりですか?」
爽やかな笑顔だった。
(こ、この人に見せるの…)
慌てた春奈は真っ赤になって俯き「コ、ココア下さい…」と掠れるような声で注文していた。
俊が席を離れると、連絡用に押し付けられていた響子のスマホを使って弘美にメールを送った。
【店員は若い男の人が1人だけ。イケメンだけどホントにこの人の前でやるの(怒)】
直ぐに返信がきた。
【がんばってね♪応援してるから】
「なにが応援だよ…」
画面の文字に目を落とし、憤然としながら待っていると、俊が注文したココアを運んできた。
「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
マニュアルどおりの言葉だろうが、にこやかな俊に春奈はドキドキしていた。
俊が席から離れるのを待って、弘美にメールを送った。
【注文したココアがきた。恥ずかしくてやっぱりできないよ】
これにもすかさず返事が戻ってきた。
【了解♪直ぐ行くからオメコ弄って待っててね(笑)】
「ばかっ」
文面を見て毒づいた。
それから間を置かずに、2人の騒がしい声が店の外から聴こえてきた。春奈は事前に指示されたとおりに、スマホにイヤホンを差し込むと、撮りためられていた卑猥な動画を再生させた。卑猥な動画ならば響子のスマホの中にはいくらでもあった。
イヤホンから流れてきた卑猥な喘ぎ声を聞いて、春奈の指は自然と股間に伸びていった。指先が割れ目の中に食い込み敏感な部分に触れた。
「あぁ…」
春奈の口から甘い吐息が漏れたが、幸いなことに2人に気を取られていた俊の耳には届いてなかった。
これをあのイケメンに見せると思うと恥ずかしくて仕方がなかったが、春奈の気持ちは妙に高ぶっていた。
こうして準備は整った。今、響子たちに促された問題のイケメンが、自分の卑猥な行為を見るために目の前に立っているのだ。
「恥ずかしいから早く見て…」
恥ずかしいことを早く終わらせたい春奈は、顔を真っ赤にしながら俊を急かした。
カクカクと肯いた俊がテーブルの下に潜ると、瞬時に牝の匂いが鼻を突き、目の前には陰毛のない柔らかな肌質の幼い割れ目があった。
「うっ…」
息を飲む俊の気配を察した春奈は、淫部の中身がよく見えるように、割れ目に手を添えてグッとを開いた。こうすることで男が更に興奮することを、幼い春奈は熟知していた。
目の前に開かれた中身は、母親とは少し違って色素の薄い幼い淫部だった。しかし、童貞の俊のはそんなことは関係なく、興奮は一気に増していった。
「どう?あたしの娘。顔に似合ってオマンコも可愛いでしょ」
いつの間にか横に来ていた響子が、俊の耳元で囁いた。
あんぐりと口を開けたまま、カクカクと頷く俊。
「はあ、はあ、触っちゃダメだよ…でも…見るだけならもっと近くで見ていいよ…」
春奈に誘導されるままに、俊は幼く卑猥な股間に顔を近づけた。
「い、今からイクから見てて…」
春奈は言葉のとおりに、自身の敏感な部分を激しくクチュクチュと擦り始めた。
「あああっ」
俊はポケットからスマホを取り出すと、目の前で繰り広げられる痴態を動画で撮り始めた。今の自分の破廉恥な行為をこのイケメンは何度も繰り返し観るつもりだ。そう思った春奈にゾクゾクとした感覚が襲った。