オマケ-2
「え〜っと、アルバイトくん」
「は、はい!」
弘美に声を掛けられて、何かを期待した俊は元気よく返事をした。
「仕事せんでええの?こんなところで立っとらんで仕事戻り」
「えっ?え、えぇ…、で、でも、今は暇な時間帯なので…」
前回とは全く違う冷たい弘美の言葉に、俊は戸惑った。
「なになに、どうしたん?もしかして、またあたしらのオメコが見れると思てたん?」
「えっ?そ、そんなこと…」
「そんな度々見せるわけないやん。普通で考えてみてみ。こんな店の中で店員にオメコを見せる女なんて居らんと思うよ」
シドロモドロになった俊に、弘美が更に追い打ちを掛けると、その肩が目に見えてガックリと落ちていった。
「すみませんでした…失礼します…」
トボトボとその場を離れる俊の後姿を見ながら、2人はニヤニヤと卑猥な笑みを浮かべた。悪戯心の湧いた2人は、可愛いアルバイト店員をわざとからかっていたのだ。
「ねえ、アルバイトのお兄さん」
「はい!」
背中に届いた響子の声に、俊は瞬時にクルリと振り返った。同時に勃起した股間の膨らみも響子に向けられた。
「うふふ、元気ね。こっちに来て」
手招きに応じて小走りに駆け寄った俊に、響子は続けた。
「あたしたちは見せないけど、他のオマンコだったら今すぐに見れるわよ」
「ど、どういう意味ですか?」
他と言っても2人以外に卑猥そうな同伴者は居ない。響子の言わんとしていることは、俊にはサッパリわからなかった。
「アルバイトくん、パイパンのオメコに興味ある?」
「えっ?」
弘美の言葉に、更にわけがわからなくなってきた。しかし、俊にとっては、パイパンであろうが無かろうが、とにかく女の淫部には興味深々で、あまり拘りはなかった。
「ほら、あそこに女の子座ってるやん、あの子なら見せてくれるから声掛けてみ」
戸惑う俊に、弘美は少し離れた客席を指差した。
「う、うそでしょ…。小学生ですよ」
弘美が指差した先には、スマホの画面に目を落とした可愛い顔立ちの小学生が座っていた。
「なに言うてんの。ここでしゃがんでよう見てみ。あの子、さっきからスマホの画面見ながらオナニーしてるんやで」
「マ、マジですか…」
恐る恐る弘美の足元に屈んで、女の子のテーブルの下を覗いた俊は、その光景に驚いた。女の子は下着を足首までずらして、淫部に指を這わせて、しきりに擦っていたのだ。
「どう?あんな可愛い顔してるのにオメコ弄ってるやろ。でもこっからやと、よう見えへんから、もっと近くで見といで」
「い、いいんですか?」
さすがに小学生の行為に戸惑いを隠せない。【いいんですか】の中には、『このまま淫らな行為を容認していいのか?』と、『ほんとに近くで見てもいいのか?』の両方の意味が含まれていた。
「いいのよ。ホラ、キミにオマンコを見て貰いたくて、大きく足を開いたわよ。やあん、見て見て、今にもイキそうなエッチな顔をしてるわよ」
響子が言うとおりに、女の子はさっきよりも足を開いていて、何とも言えないトロンとした卑猥な表情を浮かべて、焦点の合わない目をこちらに向けていた。
「ホラ、早く行かんと、イク瞬間見られへんよ」
弘美の言葉に背中を押された俊が、足をガクガクさせながら、女の子に近づいていった。女の子は近づく俊を気にして、一瞬身を硬くして足を閉じかけたが、俊の後の2人の女の視線を感じて、もう一度足を開いた。
そのテーブルに近づいた俊の目に、女の子が見ているスマホの画面が映った。驚いたことに、そこには全裸の弘美と響子が、並んで四つん這いになり、後ろから男に責められて喘いでいる動画が流されていたのだ。俊が動画を覗きこんだのを察した女の子は、俊にもその声が聞こえるように、スマホに繋がるイヤホンのコードを抜いた。
『ああん、いいわあ』
画像の中の2人嬌声が俊の耳に届いた。
「ゴクリ…」
生唾を飲み込んだ俊が、生々しい画面にくぎ付けになっていると、その画像の中のカメラの視線が移動し、痴態を見ながらオナニーをする全裸の女の子の姿が映された。
それはまさしく目の前で足を広げて座る女の子だった。画面の中の女の子は、毛の無い割れ目に滑り込また中指を、何度も上下に擦っていた。
画面の中の女の子は、指先が敏感な部分を刺激する度に、幼い女体をヒクヒクと震わせていた。
「はあ、はあ、お、お兄さん、あたしの生のオメコ見たい?はあ、はあ」
「えっ?」
画面に夢中になっていた俊だったが、目の前で実在する女の子の卑猥な言葉に、ピクリと反応した。
「はあ、はあ、お兄さんに、見せないと、お母さんがガッカリするの…、はあ、はあ」
「お母さん?」
その単語を咀嚼した俊はハッとなった。よく見れば、この可愛い顔立ちは、2人の内、卑猥な淫部を4文字で口にする女とよく似ていたからだ。
俊が振り向くと、その女が卑猥な笑みを浮かべながら、自分の娘の痴態をスマホで撮影している最中だった。