今夜、七星で Yuusuke’s Time完結-12
「いや、もう、、恥ずかしいのに……」
顔を真っ赤に染める姿にぐっと来る。緩く動かしてた腰に力を入れ、俺もイきたくってスピードを加速させる。
じゅぷ、じゅしゅ、ぐしゅ、、
水量を増した膣を犯していく。
音は喘ぎ声と共に大きくなるばかりだ。
ごろん、とまた椿さんを寝かせて膝裏を抱えて肩に乗せ、更にキツくなった泡立つ膣を幾度となく擦りあげる。
ぎゅうぎゅうに締め付ける椿さんの中に早く出したい。
出したくって堪んねーよ!
「ぁあっ、あ、あ、やぁぁぁっ!」
「くっ、ぁあっ」
びゅるるるるっ、、
尻に力が入り、玉が収縮し、精液が勢いよく尿道を駆け抜ける。
奥の奥まで突き刺したまま、どぷどぷ、と止まらない精液が放出されるのを荒い息と共に感じる。
名残惜しいがずるっと抜いてスキンを外すと、同じように恍惚とした椿さんが息を荒げていた。
「……椿さん」
掠れた声で囁き、ぎゅっと抱き締める。あんなに冷たかったお互いの体温が今はとても温かい。
「……っだから…」
椿さんが生理的な涙なのかわからないが、目頭を擦って少し怒ったように囁いた。
それがまた胸を締め付け、苦しいのに凄く嬉しい。嬉しくてどうにかなりそうで。
嬉しさ、喜び、愛しさ、幸福。全部押し寄せ、心が満たされる。
『私以外の人とこんなことしたら一生許さないんだから』
そんな一言で顔がにやついて、胃の辺りがきゅっと縮まるような。
こんな気持ち初めてだ。ちっとも不快じゃないし、寧ろドキドキする。
ドキドキ?
うわ、らしくなさすぎ!
「一人でにやついて、ゆーすけ君おかしい。私の話聞いてる?ゆーすけ君が好きとか、素直に言う時点から何かおかしいんですけど」
探るように見つめられるが、それすらくすぐったく感じる。
もうそれでいいよ。
一途に痛い恋をしてきた椿さんだからね。
「椿さんはそのままでいいよ。俺の言うことに突っかかって、疑って、それでも流されちゃう椿さんで俺はじゅーぶん」
「え、え?何言って」
だって、抱き締めたまま離さないし。
一生許さないとか、既に俺に一途?だし。
好きとか認めないくせに、えっちしちゃって離れないくせに。
あー、もう!
「だからさ、俺にしといて。俺はずっといるから。椿さんがいるから、俺は待っていられる」
「え」
「今夜も明日も明後日も。ずっと七星で」
そして、チュッと軽く唇を奪った。
赤らむ椿さんに目で笑って見せる。
うん、結構好き。
だから待っていられる。
ずっと、ずっと七星でーーーー。
fin.