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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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幼なじみ-3


  その時、ドアかガラッと開く。
    可奈子がきた。

「、!?   
  ちーちゃん!!
     どーしたの!!? 

  、っ、 達也っ!!? 
  アンタ、
   ちーちゃんに何したのよ!!?」

「、 っ、! 、 、何も 、」

 可奈子はちづるにかけよる。
 ちづるはうずくまりながらパニックになっている。
 可奈子は手を差しのべようとするが、ちづるはそれを思いきり振り払った。

 可奈子は驚きながらも、
 ちづるをなだめる。

「ちーちゃん、私だよ、可奈子!
ちーちゃん!  」 

「ぃやぁ ぁぁ ぁ ぁ!!!」

「ちーちゃん! 大丈夫、
あたしっ、、っ、、
ちーちゃん、可奈子 だよっ、 !」

「 ぁ、ぁっ、ぁ! 
      触ら ないで! !っ、 ! 
   来ないで、!  っ、こ、 こ、 
  来ないで っ、! 」

「、っ、 ちーちゃん、
落ち着いて  可奈子だよ !」 

ちづるは泣きながら、可奈子を見た。

「っ、可奈っ、ちゃん、! !
ぅう、っ、 うっ、可奈ちゃ んっ!  んっ、 
 んんっ、 うぅっ、
っく、 うっ、 ううっ、 、」

「大丈夫、 、、
   もう、大丈夫、 、、」

可奈子はちづるを抱きしめながら背中をさする。

達也は、黙ってその様子を見ていた。
しばらくして早歩きで理科室を出ようとした。
可奈子が言う。

「 、っ、ちょっと、  
  待ってよ!    たつ、 、」

「 っ、!、 、、
    可奈ちゃんっ、! 
        やめてっ、!  」

「 え ? 」

「っ、 怖い から、
  呼ばない  っ、 で 、ぅっ、 、」

「、 、でも っ、、  

       、、  ぁ  」

 ふと、可奈子は気がつく。

ちづるの座っている床が、ほんの少しだけ濡れている。
ちづるが漏らしたものだと分かったが、
ちづる本人は気がついていない。

 可奈子は呟く。

「 分かっ た 、 、。

  ちーちゃん、 、、平気?
 
      立てる ?」

「  っ、、ん、っ、 、 うん、
   ぁ 立て ない、 、、

         ぁ 」

    床が  
          濡れてる  


              あ 。 

    触っ ちゃっ た、 、

   、 、 、 、  、  

    、 、 、、  、  、、

「ちーちゃん、私に、つかまって、、」

「 、、でも、 、っ、」

ちづるは慌ててスカートで、自分の濡れてしまった手を拭いた。
だが、差しのべられている可奈子の手に触れる事を、
躊躇する。
  そんなちづるを見て、可奈子が言う。

「 いいから。 
平気だから、つかまって。」

「ん、 、、うん、、 、

  可奈ちゃん、、 、ごめん、
、っ、 、っ、ぅ、、
      ごめん ね 、、っ、ん、」

「いいよ。 早く 行こう ?」

「 、っ、うん、 、っ、ん っ」
 
     早く ここから

          出なきゃ 。


可奈子の手につかまりながら、立ち上がる。
可奈子は、ちづるが達也に何をされたのかが
気になった。
  
  しかし、ちづるを思いやり
  この事は一生、ちづる聞かない、
  誰にも言わない、
  、と、決めた。

   翌日、達也は転校していった。


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