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幼肉の宴
【ロリ 官能小説】

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好機-2

ミナは、あれ以来タケルに近づかなくなり、家の中にタケルの姿があるときは、母のそばから離れないようになった。
最悪だったのは、母がパートを辞めていたことだ。

「せっかく退職祝いでみんなと食事に行くはずだったのに、ミナの電話で全部パーよ・・・。」

ため息を吐きながら嘆いていた。

「経営が苦しいらしくて人員整理をするっていうから、思い切って辞めて来ちゃった。」

理由などどうでもよかった。
母の不在の隙をついてミナを折檻できると思い込んでいただけにタケルの落胆は大きかった。
期待もむなしく、母はあの日から一日として家を空けていない。

ミナは、父が帰宅するまでの時間をさりげなく母と一緒に過ごして、自分の身を守っていた。
機会をうかがってみたが、ミナ自身がタケルの顔を見ると逃げ出してしまうのだから、どうしようもできなかった。

一度、父が風呂に入っている隙にミナの部屋に押しかけたことがある。
ミナは、タケルの顔を見た途端、驚愕の表情を浮かべて、咄嗟に走って逃げだそうとした。
慌てふためいていたものだから勢いよく机の角に蹴つまずいて、派手に転がり、大きな音をだした。

「どうしたの?」と階下から、心配そうにうかがう母の声が聞こえ、タケルはやむなく自分の部屋へと戻った。
自制なき不用意な行動は自分を破滅させるだけだと戒め、それからはミナの部屋に行ってない。

何もできない日々がつづき、ミナを失ってからというもの精神は苛まれて、勉強さえも手につかなかった。
苛立ちばかりが募り、自分の攻撃性が日に日に高まっていくのを顕著に感じてもいた。

いつ激発してもおかしくない状態にあったが、それでもタケルは我慢した。
我慢に我慢を重ねて好機がやってくるのをひたすら待った。

いずれはミナにも隙が生まれる。
同じ屋根の下に暮らしていて、永久にふたりきりにならないなど、あり得ない。

必ずタケルにもチャンスが巡ってくる。
それを信じて、ひたすら待ちつづけた。

あれほど繰り返していた手淫はやめていた。
下腹部に、痛みにも似た強い張りがあった。

凝縮された精液が、出口を求めて荒れ狂っていた。
きっと、タケルの怨念のようにドロドロとした精液であるに違いなかった。

ひとたび捕らえることができれば、この強欲な汚辱を一滴残らずミナの胎内にぶちまけてやるつもりだった。
子宮など潰すほどに突き刺して、ミナの体液がすべてタケルの精液に取って代わるまで注ぎ込んでやらなければ気が済まなかった。

それまでは積年の恨みを積もらせるように白濁の汚辱を身体に溜めていこうと決意していた。
かわいさ余って憎さ百倍というが、ミナへの怨念がどれだけ強かったのか、あの無垢な肢体を組み敷いたときにわからせてやるつもりだった。

たった1日でいい。
いや、わずか数時間でいい。
ミナとふたりきりになる時間さえできれば、タケルの邪悪な願いは成就される。

そして、それはようやく訪れたのだ。
タケルの怨念が天に届いたがごとく、3日後に父の長期派遣が決まった。


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