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彼専用
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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彼専用-1

携帯のランプが
光るたびに
彼の色ではないかと
ドキドキする

彼が決めた
彼だけの色
彼が好きな曲

離れていても
それが光るたびに
嬉しくて
それが鳴るたびに
幸せで

まるで
彼が隣にいるようで

彼だけ専用の
携帯の着信音
携帯の青い光

そして
彼専用
の私の左手


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