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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈写真集・1412〉-7

『……決めた。僕が亜季を飼育する……君は愛を好きにしてイイよ?』

『おう……そりゃあ願ったり叶ったりだ……』


どうやら長髪男は、幼女のような亜季に性的な欲望を抱いたようだ。
幼稚園児の頃から変わってないような童顔と、抱き締めただけで壊れてしまいそうな、細くて小さな“幼体”が気に入ったようだ。

もちろん、首謀者に異論はない。
ちょっと怒鳴ってやれば泣き出してしまいそうな亜季より、怒りも露わにして歯向かってきそうな愛の方が虐め甲斐がある。


『なに、このイベント?……え?前園愛って誰よ?』

『あの制服着てる二人のうちのどっちかじゃない?てか、まだ子供だし』

『え〜?じゃあコイツら女の子目当てで椅子に座ってんの?ヤバくない?めっちゃキモいんだけど』


気色ばむ鬼畜オヤジとその他の連中は、未だ奇異な眼差しの的である。

前園愛・亜季の名前は一般人への浸透はまだまだだったし、ましてや若い女性からすれば興味の対象外の、売れないジュニアアイドルにしか見えてはいない。


『ねえねえ……あの最前列の髪の長い男、腕組みなんかしてジーッと見てやんの。プロデューサー気取りかっつーの』

『あ〜、あいつヤバいよ、“本物”だよ。通報レベルだよ』

『よし、撮った!あ〜、ツイッターで拡散したいなあ?「お巡りさんコイツです」って』


本当に通報レベルな鬼畜達である。
もし実際に通報されていれば、この後の悲劇は無かったはずだ。

だが、そこまで恐怖を感じた訳でもなく、嘲笑がせいぜいな言動でしかない。

それは、凶悪犯罪を企んでいる三人を前にした姉妹も、同じであった……。




『はい!それじゃあ質問タイムに入りますよ〜?』


だいたい質問タイムは五分程で終わり、そして主催者側としてはメインの、写真集販売のコーナーへと移る。
その後に続く、購入した写真集へのサインも、姉妹との握手も、全ては写真集の販売促進の為の“前座”なのだ。
つまり、姉妹のトークも質問タイムも、主催者からすれば“どうでもいい”のだ。


『あ…あの……ど、どんな人がタイプですか?』


司会女性に指名されたオヤジが、しどろもどろになって愚にもつかない質問をした。


(どんなタイプだあ?少なくてもテメエみてえなオヤジじゃねえよぉ)

(亜季は僕が貰うんだ……愛はニワトリ野郎(首謀者)がね……恋愛なんて有り得ないさ……クックック)

(もっと別な質問無かったのかな?愛ちゃんも亜季ちゃんも苦笑いしてるよ?)


買い物客から嘲笑されるオヤジ達が、他のオヤジを嘲笑している。
まさに目くそが鼻くそを笑う状態だ。



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