投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

ヒューマン・ロール・プレイの最初へ ヒューマン・ロール・プレイ 55 ヒューマン・ロール・プレイ 57 ヒューマン・ロール・プレイの最後へ

〜 音楽その2 〜-1

〜 2番の特訓 ・ 音楽その2 ・ 打楽 〜




 幼年学校の音楽の時間は、体育と並んで笑顔があちこちに咲く時間でした。 不肖、私自身は音楽の素養がありましたから――ピアノとバイオリンを習っていました――クラスで合奏する時はアコーディオンや弦楽器といった、メロディラインを担当していました。 一方で楽譜が読めない子もたくさんおり、彼女たちはCrS(クラッシュ・シンバル)やBD(バスドラム)、SD(スネアドラム)やタンバリンを受け持っていたように思います。

 というわけで、誰もがそれぞれに適した楽器をみつけ、一緒になって一つの音楽を完成させる楽しさに包まれていました。 担任の先生も音楽に熱心で、有名だけど簡単な曲から複雑だけどやりがいがある曲まで、いろんなジャンルを提供してくれました。 もう、あんな時間がないんだろうと思うと、もっと大切に、真剣に音楽と向きあっていればよかったな、って思います。

 

 学園にも『打楽器』は揃っているんです。 ただ、幼年学校時代とは、用途と目的がおよそ異なるだけの話です。 【B2番】先輩は持ち込んだ箱から『スティック(ばち)』やら楽器やらを出し、シュルシュルと制服をはだけます。 そうして私達に学園の打楽器がなんたるかを、文字通り『身をもって』教えてくれました。


 ……。


 タンバリン。 木枠になめした革を張り、円盤をはめたリズム楽器です。

「手でもつのは構わないですけど〜、叩くのはあくまで『バスト』ですよ〜。 あ、打楽器と弦楽器の時間は決まりがあって、胸は『バスト』、乳首は『ニプル』。 お尻は『ヒップ』、おまんこは『パキナ」、アナルは『エイナス』。 あとは、クリトリスが『ボタン』でしょうか〜。 そういう風にいわなくちゃいけないんですよね〜」

 そういうと、肌蹴(はだけ)た胸元にタンバリンをもってゆきます。 

 シャンシャンシャン♪

 軽やかな音色が連続しました。 【B2番】先輩の胸元で、重量感と張りが両方ある大きなおっぱいが、たゆんたゆんと弾みます。 左右に大きく上半身を揺すり、勢いをつけてからタンバリンに打ち付けると、透き通ったように薄い肌が次第に赤く色づきました。 打ちつける面積が広いせいか、痛々しいというよりは健康的な赤味です。 音はといえば、革の振動と鈴が相俟った独特の響きです。 

 シャンシャンシャン♪

「う〜ん〜……この楽器、どちらかとゆうと嫌いかな〜。 あてつけされてる気分がしちゃう」

 と、ぶつぶつ言いながらも、時折クルクルとタンバリンを回転させたり、或は半回転させながら楽器を左右のおっぱい――失礼、音楽の授業中は『バスト』ですよね――に合わせてみたり、鮮やかな手際です。 やっぱりおっぱいの大きさは音色に関係するんでしょうか? 幼年学校で何気なく叩いていたときより、一音一音がくっきりしている気がしました。

「ロールは湿ってないと難しいし、あんまり潤いない方ですから……んしょっ、あたしはニプルでやっちゃいますね〜」

 ロール……たしか、タンバリンの木枠に添って楽器をなぞり、連続して鈴を震わせる奏法です。 上手くいけば、シャラララッ、と音の密度が高くなるんですが、普通はタンバリンを手にもって、手首を素早く揺すってロールをします。 というのは、本式のロールは革と密着させて摩擦しながら振るわせるため、難しいんです。 誰でも簡単というわけにはいきません。 

 【B2番】先輩は前かがみになり、水平に保ったタンバリンへ右のニプルをギュッと密着させました。 そのまま上半身で円を描くように、乳房ごと乳首を擦らせると、

 シャラララッ、シャラララッ、シャラララララ♪

「ニプルを庇っちゃダメですよ〜。 グリグリってなるくらい〜思いきり押さえて回しましょう〜」
 
 私が知る限り、一番上手なロールです。 しかもほとんど途切れません。 普通のロールであれば親指をタンバリンにつけて半円描いたところで止まってしまいます。 なるほど、乳首でロールが出来れば、全く違った奏法になるんですね。 しかもタンバリン的には、乳房を使う奏法の方が、手で叩くよりも音楽的に高度なんじゃないでしょうか? サラッとやってのける先輩は、正直、この特訓を通じて、改めてすごいんだなって思います……。




ヒューマン・ロール・プレイの最初へ ヒューマン・ロール・プレイ 55 ヒューマン・ロール・プレイ 57 ヒューマン・ロール・プレイの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前