Yuki:「肌のキャンバス」-7
瑠奈はソファーにそのまま横たわっていて、俺はその足元で座っていた。
真面目に卑猥な話をしてしまったこともあって、俺のペニスはすっかり萎えてしまっていた。
瑠奈のイチジクも、恐らく先ほどのようには濡れていないだろうな、と思っていた。
「ねぇ。」
ソファーに横たわっていた瑠奈が、俺に声をかける。
「勇樹くんはさ…、その…いじめるって…どんなふうにして欲しいの…?」
瑠奈は恥ずかしそうに胸を両手で抑えながら俺にそう言った、
「なに…?俺のこといじめてくれるの?」
「いつも…私の体ばっかり触られてるから、仕返ししようと思って…。」
瑠奈が気持ち良ければ、それでいいと思っていたはずがいつの間にか、瑠奈の表情と自分の願望を重ねてしまって…。
瑠奈が俺を満たしてくれると言うならば…もう今までやってきたことでは、満足できなくなる…。
一度赦してしまったら、転がり落ちていくように、俺も快楽を求めてしまう。
ハマりすぎてしまいそうな、自分が恐ろしくも感じた。
だが、瑠奈の言葉で俺の理性はとっくに機能していなかった。
「後ろから抱きつかれて、耳とか、首とか舐めて欲しいかな…。」
そう言って、俺は瑠奈に背を向けて座る。
ソファーが軋む音がして、瑠奈が起き上がったのだと気付く。
そして次の瞬間、瑠奈の体の柔らかさと温かさが俺の背中に伝わってくる。
「こう…?」
そのまま俺の首に絡みつくかのように、手を回してくる。
これはやばい…。
瑠奈の白くて綺麗な腕と指先が体に絡みついて、背中に柔らかい乳房と硬い乳首の感触がリアルで、あっという間に俺のペニスは勃起した。
そのまま瑠奈は俺の耳の後ろにキスをして、全身が思わずぶるっと震える。
瑠奈の口の中の微かな唾液の音と、拭きかかる息がくすぐったくて、更に興奮する。
チュル…と瑠奈の舌が伸びて、生温かい感触は、直接ペニスを舐められているのではないかと思わず感じてしまうほど気持ちがいい。
「ふっ…」
歯を噛みしめていても、声が漏れてしまう。
瑠奈の指先が、俺の肩から鎖骨へと手が伸びていき、乳首の先端をかすめた時に体がぶるっと震える。
「ねぇ、どうしたの?」
俺の反応を見て面白がっているのか、どこか楽しそうな瑠奈の声。
「俺、敏感だからさ…乳首とか弱いんだよね。」
「へぇ〜…。」
瑠奈はそのままわざとらしく、俺の上半身を撫でるようにして手をゆっくりと肩から腹部まで下げてくる。
「っ…!」
硬くなった乳首を瑠奈の手のひらが弾くように、指先の一本一本が当たっていく。
腹部の下へと伸びていく瑠奈の手が、俺の硬くなったペニスに触れる。
「硬っ!」
瑠奈は俺のペニスを指先で突いたりした後、ペニスを握って上下に擦り始める。
「これと…こうするのが、勇樹くんは好きなんじゃない?」
瑠奈の右手は俺のモノを扱いていて、それと同時に瑠奈の左手が俺の乳首を刺激する。
溢れだしたカウパーが、ペニス全体に塗られるようにピチャピチャと音を立てている。
「っ…!これ凄く気持ちいいかも。」
瑠奈にリードされてるというこの雰囲気が相まって、いつもよりも激しく感じてしまう。
左の耳を舐めている瑠奈の方を向いて、キスをする。
いつもと立場が逆転しているこの雰囲気のせいか、俺のペニスの我慢の限界が近づいてきているのを感じて、俺は瑠奈に一つ提案をすることにした。
「瑠奈ちゃんっ…ちょっと手ストップ…!」
「どうしたの…?出ちゃいそう?」
手を止めるように言ったのにも関わらず、瑠奈は嬉しそうに俺のペニスを擦る手の動きを速める。
「ねぇ、ホントにストップ!このままだと、イッちゃうから…瑠奈ちゃんにやって欲しいことが一つあるんだ…だから止めてっ…。」
「やって欲しいこと…?」
そこまで言ってやっと瑠奈の手の動きは止まったので、俺は立ち上がって自分の鞄の方へと移動する。
瑠奈に女子更衣室で使ったあのチョコレートの匂いのするローションを取り出して、ソファーへと戻る。
「これ…覚えてる?」
「うん…あの甘い匂いのするやつだよね?」
これを使って、俺は瑠奈にしかできない瑠奈に一番やって欲しいことの一つ、中でも瑠奈とこの関係が終わる前に必ずやろうと思っていたことを提案する。
「俺のちんこをさ…瑠奈ちゃんのおっぱいで…挟んでほしいんだけど。」
「え…?」
瑠奈は俺の言っていることがよくわからない様子だったので、俺は自分の足を広げて仰向けになり、足の間に瑠奈が入るように指示をする。
「こんな感じで…いいの?」
瑠奈の膝の上に自分の尻を乗せて、ペニスの目の前に瑠奈の乳房がくるようになる。
「良い感じ。じゃあ…挟んで?」
俺は自分から、瑠奈の谷間の間にペニスを捻じ込み胸をこじ開けようとするが、瑠奈自ら胸を広げて、その大きなFカップで俺のペニスを包み込んだ。
俺のペニスは、瑠奈のFカップの大きな胸に覆われて見えなくなってしまう。
「うわーっ、良い眺め…。俺、人生で一度でいいからパイズリしてもらうことが夢だったんだよね。」
「私の胸見て、そういうこと考えてたんだ…。ホント変態だね。」
瑠奈は恥ずかしそうに胸を両手で抑えて俺のペニスを挟みこんでいる。
「ここに、これをつければ…。」
瑠奈の谷間の間から少しだけ露出している亀頭の辺りに、あのチョコレートのローションを垂らしていく。
長いこと使ってなかったローションは冷えていて、そのせいで体がビクッと震える。
瑠奈も同じことを感じたらしく、俺と同じ反応をする。