終章-5
「お義姉さん、お義兄さんの前でそんなことを」
「やん、弘美って呼んで」
弘美も春奈の横で尻を拓哉に向けた。
「お兄ちゃん、ごめん。やっぱりあたしは拓哉くんのオチンチンが1番なの。拓哉くん、もし嫌じゃなかったら、最後にあたしにも淹れて下さい」
響子が得意のウルウルした目で、拓哉に懇願して尻を拓哉に向けた。
3人の女が自分のイチモツを待っている。そう思ったことと、3つ並んだ肛門を前にして、拓哉のわだかまりは吹き飛んでいた。
しかし、拓哉に背を向けた女たちは、ニヤニヤ笑いを浮かべながら、徹と勇気にウィンクしていたことには気付いていなかった。徹と勇気も3人の女の意図を察して、拓哉に気付かれないように、小さく頷いていた。
とにかく、拓哉をその気にさせることが、以降の楽しい乱交につながることを、相談せずとも5人はわかっていた。
そんなこととは知らずに、気分をよくした拓哉は、春奈の尻肉をがっちり掴んで舌先でその肛門突ついた。
「ひゃん」
その刺激で春奈の肛門がピクッと蠢いた。
その反応にゾクゾクした拓哉は、反り返ったイチモツを春奈の淫口に宛がうと、響子と弘美の肛門を指で突つつきながら、気分よくそのイチモツを春奈の中に沈めていった。
「いやああああん、すごおおおおい、すごお
おおおい、ああああああん」
(ふふふ、さっきの勇気のときよりも感じてるようだな)
自身のイチモツの反り返りの刺激で、春奈が女体をのけ反らせて淫らに喘いでいた。それを見下ろしながら拓哉は優越感に浸っていった。
1度優越感を抱いた拓哉は大らかになっていた。春奈に嵌めながら、前で観戦する徹と勇気に声を掛けた。
「さすがに3人は無理なので、2人に嵌めてやって下さい」
2人の親子は、その言葉を聞いて見合いながら含み笑いを浮かべた。そして、徹は弘美と、勇気は響子にそれぞれ勃起した肉棒を突き立てた。
「あああああん、勇気くんのも、凄いいいいいい」
「ああん、徹のも、いつもより大きい、もっと、もっと突いてええええ」
響子も弘美も、今、刺激を受けているそれぞれの肉棒に満足していた。女にとって、勃起さえしてくれれば、3者3様に味わえることが、飽きが来ない分、幸せだったのだ。
わだかまりのなくなった拓哉は、響子と春奈が自分以外のモノで喘いでも、もう焼きもちは妬かなくなっていた。こうして、響子と弘美が考えた通りのシナリオに拓哉はハマっていった。
しかし、女たちにとって一つだけ嬉しい誤算があった。拓哉の反りかえる勃起力は、その後に何度射精をしても維持され続けたからだ。その効果は若い勇気はもちろんのこと、一番年長の徹にも及んでいた。
「ああああん、イクイク〜」
おしまい。
あとがき
2家族の乱交には、一番まともな拓哉の同意が必要でした。同意を得る起爆剤として、拓哉を肛門フェチにしましたが、その行為描写が希薄だったことをお詫びします。肛門ファンの方、ごめんなさい(*≧∀≦*)
前回シリーズの【淫乱家族!】は女の子しか生まれない女系家族でしたので、一番近親相姦に憧れていた美弥子だけが近親相姦できてませんでした。今回、そのようなことが無いように、新天地の相手は親族とし、徹と響子を兄妹でさせちゃいました。