終章-2
「しかし、響子がやられてると思ったら、何だか変になってな。中々鎮まらないんだ。ほら、今も思い出しただけでこんな感じだ」
拓哉が示したのは自身の肉棒だった。いつもは射精後にはしょぼんとしているが、今は触りもしないのに、始める前のように大きくなっていた
「まあ、凄いわ」
響子は久し振りに見る射精後の勃起力の回復に驚き、その肉棒を握り締めて感激した。
「もしかして、お兄ちゃんのオチンチンで感じるあたしに興奮したの?」
肉棒を軽く扱きながら、響子が上目使いで聞いた。
「う〜ん、どうやらそんな感じだ。だからといって、響子とお義兄さんがやるのには抵抗はあるんだぞ」
喜ぶ響子に釘を指すのを忘れなかった。
「わかってるって。あたしは拓哉くんのこれが1番よ」
響子は愛おしむように肉棒を頬擦りし、それを口に含んで自分の気持ちを示した。
「ううっ、響子…」
拓哉も響子の乳首を摘まんで、響子の行為に応えた。
そんな2人の耳に、春奈の小さな悲鳴が聞こえてきた。
「きゃっ、何これっ?」
2人の視線は春奈の声がした方、徹が動画を準備しているテレビモニターへと向いた。
「ははは、我が家の動画の前に、昔の響子のオナニーシーンを見せようと思ってな。これは響子の中一の時だ」
「きゃあ、お母さん若い〜」
今の春奈と一歳違いの母親の陰部は、今よりも陰毛が薄く、まだ初毛しか生えてなかった。 母親の若かりし日の行為に、一瞬でスイッチの入った春奈は、自身の股間に指を這わせ、画面の中の母親と同じことを始めた。
「はあ、はあ、お母さんの割れ目、初々しい、はあ、はあ」
華奢な指先が幼い秘裂に見え隠れするのに合わせて、卑猥な喘ぎが可愛い口から漏れ始めた。
「あぁ…あぁ…あぁ…」
「やあん、エッチな娘やわあ。母親のオメコ見ながらオナニー始めたで。勇気、こんなエロい絵ないわ、動画で撮っとき」
そういった弘美も、姪の卑猥な行為を見ながら同じ行為を始め、勇気も弘美に言われるもなく、スマホのレンズを春奈の指先が弄る股間に向けていた。
春奈も自分の卑猥な行為が撮影されていることに気づいた。撮られることでゾクゾクすることを覚えた春奈は、卑猥な部分がさらに見えるように、レンズの前で足を開いた。
「ああん、春奈ちゃん、エッチな顔して、ああん、オメコ丸出しで、ああん」
スケベ心を惹くような弘美の声を聞いても、拓哉はそれどころでなかった。
「どういうことだ!」
拓哉は中学時代の妻のオナニー動画を凝視しながら、摘まんでいたその妻の乳首をギュッと捻って聞いた。
「あううっ!」
乳首に痛みが走ったが、響子はそれどころでなかった。
「えっ、えっ、あっ、あ、あれはあたしが自分で撮ったやつよ。ど、どうしてお兄ちゃんが…」
その画像は徹の前で始めてオナニーを披露したときの隠し撮りビデオの画像だった。一時期は、この自分のオナニーシーンを無理矢理見せられ、辱しめを受けながらやられていたから見覚えはありすぎた。
ついにはその動画の冒頭を見るだけで、徹のモノが欲しくて股間が疼くようになっていたため、忘れようとしても忘れられない画像だった。今も条件反射で徹が欲しくてウズウズし始めていた。
「自分で撮っていたのか?あれを?」
拓哉は呆れ返った。
「えっ、ええ、ほ、ほら、あたしってオナニーが大好きじゃない。だからよ」
しどろもどろになりながらも、パニクる響子は取り敢えず、そう言い訳するしかなかった。猜疑心の目を向ける拓哉にまた徹の驚くべき声が聞こえてきた。