人に言えない響子の卑猥な黒歴史-4
まだまだ中学生、なんだかんだと言い含められ、徹の部屋のベッドで言われるまま全裸にまでさせられて、足を開いてオナニーを始めた生真面目な響子だった。
「はあ…はあ…はあ…何でこんなことせなアカンのん…はあ、はあ」
「響子、もっと足開かな見えへんぞ」
「はあ、はあ、何で…何でこんなこと…はあ、はあ」
そう言いながらも素直な響子は徹が見やすいように足を開いた。
ソコに熱い視線を感じた響子はゾクゾクし、いつも以上に愛液が溢れてきたのを自覚した。
「お、お兄ちゃん…恥ずかしよぉ…」
響子の痴態に興奮した徹も、りゅっ、りゅっと自身の肉棒を扱いていた。
「ううっ、出る…、ううっ」
肉棒から絶頂の迸りが飛び出し、それが響子の体に掛かった。驚いた響子は気持ち悪さのあまりに即座にオナニーをやめると、傍らにあった徹のシーツで上気した女体を隠した。
「こ、これで気が済んだやろ。もう忘れてよ」
約束を果たし、恥ずかしい時間から開放されたと思った響子だったが、それが2人の卑猥な関係の始まりだった。
「はあ、エロかった〜。響子、明日も見せてくれな」
「アホ!何言うてんのよ。1回だけの約束やないの」
「こんなエロいこと1人で楽しんだらもったいないで。兄妹なんやから喜びは分かち合わんとな。それにお前もオレのん見て興奮してたやないか」
「ア、アホなこと言いな!何であたしがお兄ちゃんのチンチンで興奮せなアカンのよ。もう絶対にせえへんからな」
「そうかぁ、それやったらええよ。お前のオナニーしてるビデオ、みんなに見せたるからな」
「なんやて…」
恥ずかしさで真っ赤になっていた響子の顔が、一気に真っ青になった。
「ほら、そこで隠し撮り中や。あっこからやと、モロに響子のアソコが映ってるやろな」
徹が指差した先には、机の上に本体がタオルで隠されたビデオカメラのレンズが見えた。そのレンズの先は、さっき響子が足を開いた股間があった位置だった。
「アホー!」
叫んだ響子が、隠されたビデオカメラに手を伸ばした。
「おっと、おっぱいがモロに出てるで。ぷるぷる揺れて、エエ絵が撮れてるぞ」
自分の状態を考えずに動いたため、シーツで隠していた女体が晒されていた。
徹の言葉に響子は慌てて胸を隠すと、その隙を突いて、徹はビデオカメラを掴み、脱兎の勢いで部屋から逃げ出したのだった。
「あのボケー!」
悔しさに身震いした響子だったが、後の祭りだった。
こうしてビデオを人質に、響子はその後も何度も徹の前でオナニーをする羽目になった。
しかし、何度も繰り返す内に、響子の心に変化が起こっていた。徹との秘め事が楽しみになっていたのだ。
「ちょっと咥えてみるか」
「うん」
こうしてフェラチオを覚え、一線を越えるまでにはそんなに時間は掛からなかった。
「痛い、お兄ちゃん、痛いよう」
初めてのときは泣き叫んだが、行為を繰り返す内に女の悦びが芽生え始めた。
「あん、あん、お兄ちゃん、気持ちいいよお、ああん、ああん。もっと、もっと、エッチなことして、ああん」
徹に組み敷かれて、女の悦びを堪能する内に、響子の徹への想いはどんどん大きくなっていった。
「ああん、ああん、お兄ちゃん大好き、あん、ああん」
しかし、それは永遠には続かない。徹に恋人ができたことで、この幸せな蜜月は解消されてしまった。
自分も恋人を作ればいいのだが、徹のような器用さの無い響子は、徹への想い引きずったままで、新しい恋愛には進めなかった。
(このままやったらアカン…)
響子は徹への想いを絶ち切るために、敢えて地元から離れた大学に進学した。
「これ、餞別や。寂しなったらコレ見ぃ」
「何コレ?」
手渡されたのは、徹と響子のハメ撮りのビデオだった。
「いるかボケー!」
徹との決別のための独立なのに、相変わらずのデリカシーの無さに憤りを覚えた。しかし、そう感じながらも捨てるに捨てられず、新居への引っ越しの荷物にそれを紛れ込ませた。結局、拓哉と知り合うまでは、2人の嵌め撮りビデオを見ながらオナニーを繰り返していた。
その卑猥なビデオは、拓哉との交際開始直後に全て処分した。響子は新しい恋にのめり込んでいった。
「…こちゃん、響子ちゃんて」
「えっ?」
弘美の心配する声で響子は現実に戻った。
「どうしたん?ボウッとして」
「あっ、ごめんなさい。昔のことを思い出していたの」
「昔のことって、徹とやってたこと?」
「はあ、はあ、そ、そうよ…お兄ちゃんとの昔のこと…はあ、はあ」
「ちょっと響子ちゃん、大丈夫なん?様子が変やわ」
「だ、大丈夫です…ちょっと興奮して…はあん、鎮めるために…はあん」
「ちょ、ちょっと、どうしたん?」
響子の眉間にシワがより、心配になった弘美が響子の方に身を乗り出した。その弘美の耳元に響子はうっとりした声で囁いた。
「今ね、オマンコ弄ってるの…はあ、はあ」
徹との数々の行為を思い浮かべる内に、響子は無意識にオナニーをしていたのだ。1度ソコに触れると中々止めることができない響子だった。