親族晩餐会-3
「それは、お母さんが15になるまで他所でセックスしたらアカンて【決め事】作ったからやんか。そやからネタ元はお母さんしか居らへんから仕方ないやん」
「そやったかな」
弘美はとぼけた。
「それよりも家族しか知らん秘密を春奈にバラすなや。オレ、メチャカッコ悪いやんか」
背中越しに、勇気が恥ずかしがってるのが伝わってきた。
母子の会話を聞いて、春奈も同じように恥ずかしくなっていた。勇気と同じように、拓哉の肉棒の写メをオカズに、春奈が学校のトイレでオナニーをしていることは、隠し事のない家族間では周知だったからだ。それを暴露されたらと思い、春奈も気が気じゃなかった。
「ゴメンゴメン。でも、今日から新しいオカズができるやん。お母さんが押さえといたるから、はよ春奈ちゃんのオメコの写メ撮り」
弘美は春奈の背後に回り込むと、勇気と素早く交代して、背中から手を回した。そして両手で春奈の膝頭を押さえて強引に足を開かせた。
「いや、やめて…」
勇気の目の前に、割れ目の中身が晒された。
「うっわ、全部、薄いピンクでメッチャ綺麗やで」
勇気は早速自分のスマホで写メをパチパチと撮り始めた。
「ホンマ?」
「うん、使い過ぎのお母さんのと大違いや」
「うっさい!あたしもオカズにするから一杯撮っといて」
因みに勇気と春奈が持つスマホは、以前、それぞれの親が使っていたスマホで、今はカメラの機能しか使っていない。変な画像が出回らないように、Wi-Fiにも繋いでいなかった。
「うっわ、エッロ〜、嫌がってるワリに、結構濡れてるで」
「ウソよ!」
両親以外に見られたことのない陰部が晒されて、おまけに画像まで撮られてしまった。
両親の愛によって守られていた春奈は、初めて他者から受ける衝撃とそれによる戸惑い、それ以上の恥ずかしさのあまりに、ワケがわからなくなっていた。春奈の目から、初めて両親にオナニーを見られたときのように、涙が溢れてきた。
そんな様子の春奈を宥めようとして、下着を脱ぎ終わった響子が、春奈に近寄り頭を撫でた。
その響子の後ろには、徹がへばり付いたままで、服をたくし上げられて、晒されたノーブラの胸を触られていた。
「泣かないで春奈。それよりもどう?これで昨日言ってた心配事が解消できると思わない。あん、お兄ちゃん、ちょっと待ってよ」
徹の手が股間に伸びてきたので、身を捩りながら響子が言った。
「えっ?」
「ほら、オチンチンが2本も増えたのよ。これでオチンチンが3本、オマンコが3つ、これで順番待ちは解消よ」
「えええっ!いつの間にそんな話になったの?」
関西に転居して数日、そして毎晩2人の相手をする拓哉の勃起力低下の話を、2人がしたのは昨夜のことだった。
時を経ずに、それまでそんな素振りを見せなかった徹一家の突然の豹変に、春奈が驚くのは無理はなかった。