親族晩餐会-2
「えっ?オメ…」
一瞬聞き間違いだと思った。
気さくで明るい叔母には、卑猥なことは程遠いイメージを持っていた。その叔母から突然の言葉に春奈は驚いた。しかし、春奈は気づいていなかったが、驚いたのは春奈だけだった。春奈以外の者はニヤニヤしながら2人の様子を見守っていた。
「うふふ、オマンコのことよ。気になるから剥いちゃおかなあ」
弘美は春奈のスカートを裾を摘まんで捲った。
「えっ?や、やだ、叔母さん、ウソでしょ」
春奈は慌ててスカートを押さえた。今の今まで卑猥な素振りを見せたことのなかった叔母の豹変に驚くばかりだった。
「勇気、脱がすから押さえとき」
「了解。春奈、ゴメンな。親力には逆らわれへんねや」
勇気は春奈の後ろに回り込むと、驚く春奈を羽交い締めにした。
「きゃっ、勇気やめて、やだ、オッパイ触らないで!」
「お母さんの言う通りや。メチャ揉み応えのある胸してるで」
嫌がる声を無視して、勇気は春奈の胸をムニムニと揉み続けた。
「やだったら、お父さん、やめさせて!」
春奈は拓哉に助けを求めた。
「嫌がらなくてもいいんだよ。お父さんの自慢の春奈を皆に見せてあげなさい」
「えっ?」
大好きな父親の信じられない言葉に驚いた春奈は、慌てて母親の響子に救いの目を向けた。
すると、ウキウキした表情を浮かべながら、自身のスカートを捲り、下着を脱いでる最中の響子が目に入った。
「やあん、響子ちゃんたらもうパンツ脱いじゃうの?気が早いんやね」
春奈の下着に手を掛けていた弘美が、楽しそうに笑った。
「そうそう、夜は長いんやから、じっくり楽しまんとな」
そう言った叔父の徹が響子の後ろから、実の妹の胸を鷲掴みにした。
「やだ、お兄ちゃん、ちょっと待ってよ」
その言葉に艶っぽさが混じり、嫌がっていないことがわかった。
(どうなってるの!)
状況を理解できない春奈だったが、驚いた分、抵抗する力が弱まっていた。
弘美がその隙を突いて、春奈の下着を一気にずり下げた。
「いやあああ」
剥き出しの股間を手で隠そうとしたが、勇気に邪魔をされて身動きが取れなかった。
「やあん、可愛いオメコしてるやん。見てみ勇気、勇気はボウボウやのに、春奈ちゃんはまだパイパンのままやで」
「うっわ、ホンマや。生の割れ目がモロ見えや」
春奈の肩越しに覗き込んだ勇気が興奮の声を上げた。
「あんた、学校のトイレであたしのオメコの写メでオナニーしてるやろ。せっかくやから春奈ちゃんのオメコ撮らしてもろて、オカズにし」
「ア、アホッ!春奈の前で恥ずかしいこと言うなや」
春奈の背中で勇気が慌てた声を上げた。
「うふふ、ホンマのことやん。マス掻くオカズにするからって、週一であたしのエロい写メ撮ってるやんか」