序章-1
【進化的性教育(新天地編)】
【序章】
春奈が小学6年生に進級した春に、父親の拓哉の関西転勤が決まった。仲良し家族は拓哉の単身赴任を望まず、当然ながら一家揃って関西に引っ越すことになった。
元々、母親の響子が関西出身ということもあって、転居に対して響子に抵抗感はなく、春奈も友達と別れるのは辛かったが、大好きな両親が一緒ならばと割り切り、すんなりと心に折り合いをつけた。
「向こうには勇気(ゆうき)も居るし、寂しくないわよ」
響子の言葉で、1年前の春休みに関西で過ごした楽しい一時を思い浮かべた。
関西在住で、響子の二つ違いの兄一家の家に泊まり込み、USJをメインに遊びに行ったのだ。
叔父の徹(とおる)も叔母の弘美(ひろみ)も、とても気さくで楽しかったし、いとこで同い年の勇気とも意気投合していた。
3日間滞在しただけだったが、帰宅の日になると、名残惜しさのあまりに、春奈の目から涙が溢れていた。
「また、来てよ」
「うん、必ず来るからね」
「絶対やよ」
娘ができたと喜んでいた叔母と、涙混じりで交わした約束は、拓哉の転勤という形で果たすことになった。
関西での転居先は、その叔父一家の直ぐ近くに決まった。転校先で春奈が寂しがらないように、勇気と同じ校区を最優先にして決めたのだったが、結果として拓哉の通勤にも都合がよい場所にもなっていた。
引っ越しは春休みに入ってから直ぐに実行された。一家が新天地で早く馴染むためだった。
別れの日は5年生のクラス全員が見送りにきてくれて、別れを惜しんだ春奈が号泣する場面もあった。
移動途中、春奈の心は不安で沈みがちだったが、転居先で手伝いに来ていた叔父一家と再会し、少しだけテンションが上がった。
何の用意もできないその日の夕食は、手伝いに来ていた叔父一家と共に外食することにした。
拓哉一家と徹一家、共に仲好し家族の交流は、とても和やかで楽しく過ごせた。
(この人たちが傍に居るなら、こっちでも大丈夫かな)
気のおけない者たちとの談笑に包まれる中で、春奈の転居に伴う緊張感は少しづつ溶けていった。
転居先の賃貸マンションは、それまでと違って広かった。2LDK+納戸の部屋数は春奈の部屋も確保できる間取りだった。
「どうする?せっかく部屋ができたんだから、夜はここで1人で寝る?」
楽しい夕食から帰宅後、勉強机の整理をしていた春奈に、響子がニヤニヤしながら聞いてきた。
「もう、意地悪なんだから。それだったら友達と別れてまでここにきた意味ないじゃないの。もちろん、お母さんたちと一緒に寝るに決まってるでしょ」
春奈は響子を睨んだ。
「うふふ、だよね」
意味深な笑みを浮かべた響子は、自分の片付けに戻っていった。
そう、この一家は普通の仲好し家族以上に仲好しだったのだ。床を一緒にするくらいに。
そして3人はこれまでのように寝室を共にした。
「あっ、あっ、お、おとうさん、イク、イク、あっ、ああん、ああん」
「ふふふ、新天地での初イキね。拓哉くん、今度はあたしをイカせてね」
拓哉にバックからはめられて喘ぐ春奈を、オナニーをしながら見ていた響子は期待を込めて言った。
その夜、引っ越しの疲れも何のその、家族間でのセックスを朝まで堪能したのだった。
しかし、後半のほとんどは、響子と春奈の母娘間のレズ行為や、引っ越しの記念に新居の様々な場所でのオナニーショウのビデオ録画に費やされていて、拓哉の肉棒の活躍は少なかった。
「ほら、春奈、次はベランダでオナニーしなさい」
「え〜、ホントにするの?」
そう言いながらも春奈はやる気満々だった。上着を羽織ったが下半身は剥き出しのままベランダニ出ると、片手で手すりに捕まり、部屋の中からビデオカメラを向ける拓哉に向かって、尻を突き上げた。
割れ目に食い込む指は、愛液と拓哉の精子でグジュグジュに濡れていた。
「お父さん、暗くない?オマンコ写ってる?」
「春奈ったらダメじゃないの。こっちに引っ越したんだから、言い方を変えなきゃ」
郷に入れば郷に従え。春奈が新しい環境に早く馴染めるように、響子は注意を与えた。馴染みの無いこの地方の言葉で興奮するようになれば一人前だ。これも響子なりの教育の一環だった。
「あっ、そうか!気を付けるね。じゃあオナニー始めるよ。ああっ、ああっ、オメコが、オメコが気持ちいい、ああっ、あああ」
父親の白濁した精子をその部分に擦り付けながら、春奈は卑猥な韻を何度も口にした。
「あぁ、そうよ、あぁ、興奮するわ、春奈ってなんてエッチなオメコしてるの、ああぁん」
娘が淫らに喘ぐ姿を見ながら、興奮した響子もその部分を弄り始めた。
春奈も響子みたいにその言葉でも興奮できるように、快感と共にその卑猥な韻を幼い女体に刷り込んでいった。