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愛すべき彼女と肉塊
【学園物 官能小説】

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Haru:「三つ子の魂百まで」-8

瑠奈の大きくて、柔らかい胸に顔をぎゅっと押し付ける。

「あんっ…。」

瑠奈が少し、痛そうな声を発して初めて、自分の力加減ができていないことに気付く。

「はっ…ごめんねっ瑠奈っ!んっ!」

そんな私を余所に勇樹は、首筋を舐めることをやめてくれない。

勇樹の私の胸を触る力も、強くなっていた。

勇樹も私も…壊れてる。

いつものセックスとは全然違うけど、きっと、気持ちいいんだ。

お互いが、お互いのことを求めてるのって、こんなに激しく感じるんだと、私は初めて知った。

勇樹の入れたまま動かない熱い肉棒が、私の子宮を少しずつ溶かしているような、そんな感じがする。

「陽っ…好きだよ…。」

「んっ…私も…好きっ!」

瑠奈の胸に顔を埋めているせいで、私の声は聞き取り辛いのかもしれないと思った。

勇樹に聞こえたのかどうか、わからなかったが、それきり勇樹は私の体を舐めることはしなくなった。

数分の間、勇樹の呼吸の音だけが、私の耳に聞こえる。

勇樹の肉棒が、私の中でドクン、と心臓の鼓動のように脈打つのを正確に感じる。

「ごめん…、もう限界…。」

勇樹はそう言って、両手で私の胸の下を抱き寄せて、更に深く私の中へ入ってきた。

「あっ!だめっ!!」

勇樹のペニスは今までで一番硬くなって、激しく私の中で色んな方向に揺れ動く。

いつも分からない、精液が出ている感覚も、今日はリアルに私の中に感じる。

何度も何度も、脈を打って、精子が流れ出る感触が数回に渡って続いて、勇樹のペニスは大人しくなった。

耳元で乱れていた勇樹の呼吸も大分落ち着いていた。

「はぁっ…。ふっ…。」

私の中に深く挿した、熱い勇樹のペニスがゆっくりと抜けていく。

顔を埋めていた瑠奈の胸から顔を上げて、勇樹の方を見て、勇樹の下半身に目が行く。

勇樹の今までで一番の大量の精子をコンドームはちゃんと受け止めていて、勇樹の亀頭の先にドロドロと溜まっていた。

既に萎みかけていたペニスから、伸びきったコンドームを取る。

その精子の多さに、思わず私はゴムを上に持ち上げて中に入っている精子をまじまじと見てしまった。

勇樹は、私の手からゴムを取り上げて、漏れ出さないように先端を玉結びにし、空き箱の中へとそれをしまって私を抱きしめる。

「…久しぶりだったから…すっごい気持ち良くなっちゃった。」

勇樹はゆっくりと、私と共にベッドに横になった。

瑠奈と勇樹の間に挟まれていた私は、二人からの視線を感じていた。

勇樹は、行為を終えた後の満足感と、余韻に浸っている目で私を見つめていた。

終わった後も、いつものように勇樹は私の傍へと寄り添ってくれる。

私は、そんな勇樹との行為がやっぱり好きで、勇樹と唇を重ねる。

そして、瑠奈の方に目をやると、瑠奈は物欲しげな表情で私と勇樹のことを見ていた。

それもそうだ…。

私は、瑠奈に「セックスを見せてあげる」と言って、この部屋に呼んで、瑠奈は自慰行為もせずに私たちのセックスを最後まで見ていたのだから。

きっと今にも爆発しそうなくらい、性欲が溜まっているんだろうなぁ…。

正直私も勇樹も、精力をほとんど使い果たしてしまった感じがするけど…何もしないのは、瑠奈が可哀想ね…。さすがに自分勝手すぎるもの。

「瑠奈…お待たせ。」

私は、瑠奈の元へと寄り添う。

「おまたせって…?あっ、んんっ。」

私は服も着ないまま、瑠奈の体の上に跨り、キスをする。

「ごめんね、長いことあなたを放置してて…我慢してたでしょ…?」

制服を着ていても、隠しきれていない瑠奈の大きな胸に手を触れる。

「いやっ…!」

瑠奈の制服のボタンを上から外していき、リボンがついたグレーのブラが露わになる。

そのまま、スカートのホックを外し、スカートも脱がせる。

「ちょっと…こんなになるまで我慢してたの?」

「だって…陽ちゃん気持ち良さそうだったから…。」

瑠奈のショーツは、グレーのショーツということもあって、染みが大きく目立つ生地だった。

瑠奈のショーツは漏らしてしまったのかと、思うくらいべっとりと濡れていて、中身が少しだけ透けているような状態だった。

「今気持ち良くしてあげる…、勇樹がね。」

「え!?」

私は瑠奈の体を起こして、ぐったりと横になっている勇樹に見えるところに瑠奈の体を差し出した。

「勇樹、瑠奈が欲求不満そうにしてるよ…?」

勇樹は力の全てを使い果たしたような、疲れた目をしていて、瑠奈と私がはしゃいでいる様子を、冷たい目線で見ていた。

「陽…、俺予想以上に体に来て、もうヘトヘトだよ。」

勇樹は疲れ切った表情で笑顔を見せる。

「瑠奈、可哀想じゃない?ホラ、こんなに濡れちゃってるのに、誰にも触ってもらえないなんて。」

瑠奈の濡れたショーツを指差すと、「やめてよっ!」と瑠奈は私の手から離れようとする。

なんだか、私がいじめっ子みたいになっている気分だ。

瑠奈の肩を後ろから掴んで、勇樹に見せつけて逃げられないようにしている。

濡れたショーツを見られるのを嫌がる瑠奈を見ても、勇樹のペニスは反応しなかった。








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