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秘密は21号室で
【同性愛♀ 官能小説】

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悪魔との死闘-5


敵から逃げようと懸命に腰を振り動かす。
だんだんカーブが強くなってきた便は、らせん状に捻じれながら落下を開始した。
それに伴い、再び尻穴から便が進み始めた。

「がんばって!」

千帆が励ます。

「うぅっ!」

弘美は引きつった顔で力を振り絞る。
そして長い便は大きく「の」の字を描き、ようやく便器の底にドサリと落下した。
死んだ蛇が便器の底に横たわっているかのように見える。
それは、先ほどまで生きていたかのように生々しい激臭を放っていた。

「はぁ…、はぁ…」

弘美は全力疾走を終えたランナーのように上気した顔で息をしている。

「すごい。弘美ちゃん…」

千帆は、ようやく出し終えた弘美の手を握ろうとしたが、弘美の手はだらりと脱力したままだった。

しかし、強制的な便意は疲れ切った弘美を休ませなかった。
グルルルッ…
下腹部から千帆にもはっきり聞こえる大きな音がした。

「あぁ、また出る…」

ニュルル〜、ニュルル〜
先ほどまでより少し色の薄い軟便が出た。
先に出た黒い硬便に積み重なっていく。
ブババッ!
たまにガス爆発があり、飛び散った軟便が破片のように便器の淵に付着した。


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