悪魔との死闘-4
しかし、一定の太さを保ったまま長い便はどんどん下りてくる。
「いやぁ〜、これ、切れない…」
弘美が怯えるような声を出した。
この便が切れない以上、尻穴の輪を無理やり拡げられる苦しさが止むことはない。
「弘美ちゃん、がんばって!」
千帆は弘美の股の間から中の様子を確認する。
そして、一直線に下りてきた黒い便の先端は、先に便器の底に鎮座している便魂に届いてしまった。
尻穴から便器の底までが黒く太い直線でつながった。
便はこれ以上先へ進めなくなってしまったのである。
便が着地したことを尻穴で感じ取った弘美は焦った。
「どうしよう…」
こんなに太くて長い便を出した経験は今までになかった。
少し腰を浮かせて左右に振り、便の角度を変えようと試みる。
そのたびに尻穴に太く刺さった棒に下から突き上げられる。
「ひぃ〜」
弘美は怯えた。
得体の知れない生物が尻穴から入って攻められるような恐怖。
さすがの千帆もこの過酷な状況を目にして息をのんだ。
「うんっ、うんっ…」
なんとかこの窮地を脱しようと弘美は腰を振って努力する。
便は少しずつ湾曲しカーブを描き始めた。
長くて重い便である。
一旦きっかけをつかめば自重で落下する。
「うんっ、うんっ…」