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秘密は21号室で
【同性愛♀ 官能小説】

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先輩からの便秘治療-1

第4話 先輩からの便秘治療

弘美は自分の部屋に戻った。
千帆からもらった便秘薬のパッケージを開けてみる。
高校時代まで便秘に無縁だった弘美は便秘薬の初心者でもあった。
取り出してみると、小粒の錠剤が整然と並んだアルミのシートがカサカサと音を立てた。
シートの列はすでに数粒使用されていた。
小粒が入っていた丸い部分が上から押しつぶされ下のアルミ箔は破れている。

(千帆さんが使ったのね…)

弘美は、姉のお下がりを使う妹になったような気がして少し嬉しかった。
列の順番通りに千帆が使用した隣の錠剤を飲むことにした。
小粒を押し出してみる。
プチッ!
ずいぶん小さな錠剤だ。

(こんな小さなもので効くのだろうか)

パッケージに書かれている“使用上の注意”によれば、1粒か2粒で効くらしい。
弘美は自分の膨らんだ下腹に手を当てて考えた。

(これって、重症よね?)

弘美は2粒飲むことにした。
水分を頻繁に摂るために買い置きしたペットボトルの水で飲み込んだ。

(これで治るかも。千帆さん、ありがとう)

千帆に感謝しながら、弘美は寝るための準備をはじめた。

♡ ♡ ♡ ♡
昼間の疲れから、弘美は深い眠りに落ちていた。
しかし、その睡眠を邪魔する異変をお腹から感じた。
お腹が激しく動くような違和感である。
安眠を邪魔されて、無理やり起こされる不愉快な気持ち。


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