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秘密は21号室で
【同性愛♀ 官能小説】

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先輩からの便秘治療-5

痛みと不安でまた涙があふれてきた。
便秘のために何度泣かされたことだろうか。

「わたし、どうすればいいの?」

そう言うと、とうとう本格的に泣き出してしまった。
お腹を抱えて丸くなった弘美の肩が泣き声に合わせて揺れている。

(かわいそうに)

千帆は弘美の状態が痛いほどよく分かった。
耐えられない腹痛と自分ではどうにもできない不安に押し潰されそうになっているのだ。
なんとかしてあげたい。
千帆は、淡い水色のパジャマの肩に手をかけ、自分の方に顔を向けた。
そして、泣いている弘美の口にキスをした。
二人の口が重なり、しばらくすると弘美は泣き止んできた。
弘美は放心したような目で千帆を見ていた。

「だいじょうぶだから。何とかしてあげるからね」

こんな状況でも千帆は落ち着いている。

「弘美ちゃん。今、お腹の中がどうなっているかというとね。出口の硬いウンチが栓になっている状態なの」

千帆は弘美の膨らんだ下腹部を撫でながら説明する。

「それで、ここに溜まっちゃったウンチが出られないでいるの。これを出すためには、出口の栓を取り除かなきゃならないのよ」

弘美はうなずいて聞いている。

「摘便もいいけど、昨日指入れたところでは、少し奥の方にあったの。そこでね、もっと良い方法があるの」

「もっと良い方法って?」


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