先輩からの便秘治療-10
「入れ終わったよ。頑張ったね。これから管を抜くからね」
千帆は注意深く管を引き出す。
弘美の身体に入っていたピンク色の管が出てくる。
プラスチックの表面は入れる前のピカピカに光った状態から、腸の中で付着した体液で濁っているように見えた。
ピチュッ!
管の先端が抜けた瞬間に卑猥な空気の音がして浣腸は終った。
空になった浣腸を千帆は手際よくティッシュで包む。
そして新たにティッシュを素早く何枚か引き出した。
もう一度、弘美の尻を割り広げ、その中心をティッシュで押さえた。
「弘美ちゃん。これからが勝負なの。どれだけガマンできるかなの」
弘美は、千帆からティッシュで尻穴を押さえられ、赤ちゃんになったような気恥しさをおぼえた。
そのうち、直腸が熱くなるような今までに味わったことのない違和感が襲ってきた。
「あ!あっ…、千帆さん、変。なにか変な感じ!」
「そうでしょ?もう少しで便意が来るから、ガマンだからね」
千帆の言う通り、最初に熱く感じた薬液は、やがて強制的に作られた便意へと変わった。
「あ!なんか…、なんか、出したい!出る、千帆さん」
思わずベッドから身を起こして起き上がろうとする。
それを千帆が制した。
「ダメッ!ちゃんと横になって」
叱られた弘美は再び横になって再び枕に顔をうずめる。
「ふうぅ〜〜ん」
音を枕に吸い取られた小さな悲鳴が聞こえてきた。