奥でうごめく指-7
「くぅ〜っ…、くぅ〜っ…」
千帆には、この初々しい反応が手に取るように分かった。
かつて自分が中学時代に受けた摘便でも同じことが起こった。
(あの時のわたしと同じだ)
呻く弘美の女性器に目をやった。
小陰唇の襞は幼さが残り、やはり男性経験がないようにしか見えない。
しかし、その下にある膣口からは透明な体液による滲みが確認できた。
千帆は、弘美の陰核をむくように親指で圧力を加えた。
クリトリスを圧迫され、弘美は興奮と混乱から焦ったような声を出した。
「千帆さん、ダメです、ダメです!わたし、まだ経験がないんです」
「どんな経験?」
「その…、男の人と…」
やはりそうだった。
この薄い桃色をした性器はまだ男を知らないのだ。
「それじゃ、練習しておかないと」
千帆は、弘美のスウェットの上をまくり上げた。
ブラジャーをしていない乳房が現われた。
白くて丸い餅菓子のような乳房である。
「わぁ、きれいね…」
千帆は同性ながらも弘美の乳の美しさに感嘆した。
ゆっくりと千帆はその丸くて柔らかい肌にキスをする。
弘美は千帆の息遣いが乳房にかかるのを感じた。
そして、唇の生々しい柔らかさが這うのが分かった。
下を向くと、千帆の長い髪に隠れて表情は分からないが、丁寧に乳房を舐めている様子が見えた。