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秘密は21号室で
【同性愛♀ 官能小説】

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奥でうごめく指-5

「弘美ちゃんは摘便って知っている?」

「てきべん?」

弘美はポカンとしている。

「そう。便秘でカチカチになって痛くて出せない時に、オイルにまぶした指をお尻の穴に入れてほじり出すの」

「え!?千帆さん、そんなことやっているんですか?」

千帆の目は妖しい光を帯びている。

「そうよ。こうやってね…」

滑る指で肛門の周囲をなぞられ、弘美は気が変になってきた。

「はぁ〜」

ため息が出てしまう。
千帆は、中指で少しずつ肛門の中心をつつく。

「恥ずかしい…」

弘美はトロンとした目で千帆に訴える。

「恥ずかしがることなんてないわ。わたしなんて、中学生の時に皆が見ている前でされたことがあるんだから」

思わず訊き返す。

「え?そんなことがあったんですか?」

千帆には中学時代の合宿で、便秘による腹痛を起こし、医院で摘便を受けた過去があった。

「ええ、そうよ。大人たちが見ている前でね…、お尻の穴に指を突っ込まれたの」



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