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二人の外道
【鬼畜 官能小説】

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A:3-3

 鞭に替わって、新たに棚から取り出した棒状スタンガンを、亜里沙の太腿にちくちくと当てて、反応を楽しむ。
「必殺……電気ショック! とか言ってな」
 バチッ!
「ガアアアアアアッ!」
「おらおら、通電だぁー」
 バチッ!
「ぐあああッ! おあああッ!」
 亜里沙を気絶させないよう、威力は最低レベルに押さえてあり、通電の間隔も十分に取ってある。しかも身体に触れる時間は一瞬であった。それでも、亜里沙にとってはとても長く感じ、通電される痛さ自体も軽減などされない。むしろ、容易に気絶できない分、より多くの通電を経験することとなって、亜里沙を苦しめる。
 バチッ!
「いぐあああああああッ」
 脇腹にスタンガンが当てられて、電気が炸裂した。
「ひぃッ、もうやだ……や、やめ、あぎゃああッ!」
 今度はヘソを狙って通電される。
 たまに、身体に当てるだけでスイッチを押さないこともあったし、間隔を短くしていろんな場所を連続で通電するなどの多くの責め苦を、彼の気まぐれで起こされて亜里沙は泣き叫ぶ。
「次は……脇にしよっかな? いや、やっぱやめて太腿!」
 バチッ!
「ウガアアアッ!」
「続いて、背中!」
 バチッ!
「あああああああッ!」
 スタンガンを当てられた部分は、電気によって赤く腫れていた。そんな箇所が二十を数えると、Aは不適に笑って、意図的に避けていた場所にスタンガンの先をあてがった。
「あああ……やあぁぁぁ」
 右乳首にスタンガンの切っ先が触れ、胸に沈んでいく。
「さーて……通電!」
 バチッ!
「おがああああああああッ!」
 獣が吠えたような絶叫が響き、Aは笑いながら耳をふさぐ。続いて、左の乳首も同じように“一瞬だが、とても長い”通電が行われる。
「さあて、そろそろ締めといくかー」
「な、なにを……んぐっ、んん! んんんんっ!」
 亜里沙の口に、ボールギャグを押し込む。悲鳴がうるさいからではない。いや、それも理由の一つではあったが、主目的ではなかった。ボールギャグの目的は、通電によって生じる痙攣によって舌を噛み切るのを防ぐためだ。
「もし、クリトリスに、電気通しちゃったらどうなると思う?」
 亜里沙の耳元でボソッと告げて見せた。彼女は、全身を強張らせて、激しく首を横に振り、喚く。
「んんんっ! ふうんんんんっ!」
 涙を流して、何かを訴える亜里沙。その意味はボールギャグによって妨げられて、言葉としてはAに伝わらないが、まあ、想像は容易につく。
「さーん、にー」
 スタンガンをまたに当て、わざと明るい声で、秒読みをしてみる。
「ふううううううっ!」
 喚く亜里沙は、太腿に全身全霊の力を込めて、なんとか後ろに下がり、スタンガンから逃れようとする。少し下がっては、背に股を下ろし、また少し下がっては降ろす。その繰り返しに、木馬の背が股間に擦れてついに皮膚を裂いた。
身体を浮かすたびに、太腿にすべての体重がかかる。下ろしたときには、股に体重がかかって血をにじませる。足首に巻かれたバケツの水が大きくうねって、衝撃を生み、足首からむしり取られそうな激痛を感じさせる。それでも、亜里沙は必死に太腿に力を入れて、後ろに下がって逃げ続ける。
「ふうううっ! んんんん!」
 手首を吊っていた鎖が限界まで伸び切り、ピンと張る。もう後ろには下がれない。亜里沙が下がったあとの木馬の背には、血が張り付いていて、赤黒い汚れの一員になってゆく。
「もう逃げられないなぁー、あーかわいそ」
 スタンガンを再び股に当てる。亜里沙は逃げられない。せめてもの抵抗に、自ら身体を震わせて、少しでも避けようとするが、揺れることによって生じる痛みは尋常なものではない。その抵抗の動きも、自ら招いた激痛によって封殺されてしまう。
「もう諦めな。治療はしてやるよ、Bのあんちゃんがな」
「ふっ、ふっ、ふっ、ふううっ、ひゃら、ひゃらよぉっ、やめへやめへ!」
「なに言ってるかわかんなーい」
「ひゃあっ、ひゃあっ! ほへんなはいほへんなはいほへんなはいいっ!」
「もう観念しなよー。じゃ、地獄をみるんだな」
「ひゃ、ひゃあっ……!!」
 亜里沙の意味の通じない言葉を遮るように、Aはスタンガンを力を込めて亜里沙の秘所に押し当てて、無慈悲にスイッチを押した。
 バチバチバチバチッ!
「ンガアアアアアアアアアアッ! ほがあッ! ほぐががががががあああああああああああッ!」
 亜里沙は全身がはじけ飛びそうな程の勢いで痙攣をくり返す。結びつけられたバケツが激しく揺れて、水がこぼれる。床にこぼれた水が跳ねてAの靴を濡らす。充血した眼球が飛び出そうなくらいに目をカッと開き、ボールギャグを吹き飛ばすように口が開かれて、人間のものではない絶叫が部屋全体を震わせた。股間からはぷしゃっと黄金色に輝く尿が飛び、電撃を放つスタンガンにかかってショート、火花を散らせて、亜里沙の傷だらけの素肌に降りかかった。
「があああああッ、おッ、ああッ、あうぅぅ……お、おお」
 白目をむいた亜里沙の首が、ガクッと垂れる。身体はいまだに筋肉の収縮を繰り返して痙攣を続けている。


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