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愛すべき彼女と肉塊
【学園物 官能小説】

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Runa:「獣の目」-2

「だ〜れだ?」

私の後ろにいる男は、私の目隠しをするのではなく、私の胸を優しく、力強く揉む。

初めてその声の持ち主が私のよく知っている人物のものだとそこで分かった。

「…ここ、女子更衣室なんだけど…。」

私は、勇樹の拘束を力強く振り解いて後ろを向く。

そこには、幼い子がするような満面の笑顔の勇樹の姿があった。

「なんでここにいるの…?」

「瑠奈ちゃんがこんな時間から、更衣室に向かっていくのを見たからね、プールの側から先回りしちゃった。」

そんなことはなんとなく察しがついていたが、勇樹がなぜ夏休みの高校にいるのか、と私は改めて問い直すと、

「瑠奈ちゃんに会いに来たんだよ。」

となんの迷いもなく、答えた。

どうやら、私が英語が苦手なことを知っていたらしい。

どこでそんな情報を知ったのやら。

「そんなことよりも…瑠奈ちゃんの水着姿初めて見たよ。F組はB組と体育の授業被ったりしないからね…。」

勇樹は私の水着の胸元から脚の先まで舐めまわすように見ている。

確かに、F組と合同で体育をやることはなかった。

「瑠奈ちゃんのこと、体育の授業の時とかに見てたらきっと、あぁ、あの子巨乳だな〜とか言って皆見てると思うよ。俺も多分見てただろうしね。」

胸の下から、撫でるように勇樹の手は胸を触っている。

「男の人って、彼女が居てもそういうことするの?最低だね。」

ふと、以前付き合っていた浩人の事を思い出す。

彼は…、私が初めてのエッチを拒んだのがきっかけで、他の女の子のところへ行ってしまった。

「それはね、仕方ないことかな。生理現象みたいなもんだし。それでも俺は、自分の彼女が好きなことには変わりないからいいかなって。」

勇樹の手は、私の胸の谷間へと伸びていく。

「でも…誕生日プレゼントの女の子が、こんなに巨乳で、しかも外でオナニーしちゃうようないやらしい子だったってなったら、我慢するのは不可能だよね。更に、エッチしなきゃ浮気にならないって話なんだから…。」

そしてそのまま勇樹の手は私の水着の中へと入り込んでいく。

「でも、私の元彼はそんなこと言われたら、絶対エッチしちゃうような人だったと思う。」

そういうと、勇樹は水着の中へと入れていた手の動きを止めて、胸から手を離した。

「ちょっと来て。」

私は、勇樹に手を引かれ、更衣室の片隅にあるシャワールームへと入れられた。

シャワールームはカーテンで仕切られていて、勇樹がそのカーテンを閉めると、私は床に押し倒されてしまった。

「いきなりなんなの?勇樹くんがここにいるってバレたら大騒ぎになるよっ…んっ」

勇樹は私の右の胸を強く揉んでくる。

「瑠奈ちゃんには申し訳ないけど、瑠奈ちゃんの元彼はただの理性を保つことすらできない、猿みたいなやつだ。俺は違う。俺は前に瑠奈ちゃんに言ったよね、ちんこ入れるだけがセックスじゃないって。そんなことしなくたって、俺たちセックスしてるようなもんなんだよ。」

勇樹の表情は真剣な眼差しで、少し恐怖を感じる。

私はきっと、常に笑顔だったり、いやらしい笑みを浮かべている勇樹に安心していたんだ。

本当に、私のことを犯したいと思っている人だったら、こんな風に獲物を狙っているような、獰猛な肉食獣のような鋭い眼差しで、私を支配して動けなくさせるんだ。

呼吸を荒立てて、乱暴に爪を立てたりしながら、肉体を貪る獣のように。

今の勇樹の目付きは、獣の目そのものだ。

「ここにいて。」

勇樹は、そういうと立ち上がって更衣室のドアを開け放った。

カーテンは床に付くほどの長さはなく、私が横を向くと勇樹がドアを開けっ放しにしたまま、外へ歩いて行く様子が見える。

入口の近くで何かをしていた勇樹は、更衣室に戻ってきて自分のカバンから何かを探している様子が窺えた。

そして、私がいるシャワールームへと戻ってきた。

勇樹はチューブのような容器を片手に私の腹部の上に跨る。

勇樹の堅くなった、肉棒が私の腹部の上に乗っているのが分かる。

熱い缶コーヒーを、腹部に押し付けられているようだった。

ふと横を見ると、更衣室のドアは解放されたままだった。

このシャワールームの場所は、ドアからほぼ一直線のところにある。

誰かが入ってきたら、まずこの場所に私たちがいることがバレてしまうだろう。

「勇樹くん…ドア開けっ放しだよ。閉めてよ、ていうかここから出ないと勇樹くんがここにいるってバレちゃうよ?」

私の言葉に一切勇樹は動じていない様子だった。

「別に。この方が興奮するでしょ?」

勇樹は、鋭い目つきで私の胸元を見る。

「俺は、そこらへんにいる理性を履き違えている猿とは違うってこと、瑠奈ちゃんの体に教えてあげるよ。」

勇樹は、片方の手に持っていたチューブのような容器の蓋を開けると、それを私の体に垂らすように容器を握った。

チューブから出たドロドロした液体は、私の胸の先に零れ、広がっていく。

液体からは、チョコレートの甘い匂いがしているが、それが思っていたよりも冷たくて、体がビクッと痙攣する。



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