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「夏の出来事 3」
【若奥さん 官能小説】

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本音-1

私も   ちゃんと 本音を言いたい。

「タクミ、くん」

「ん?」

「あたし、、タクミ君に、、さ、触ってほしくて、呼んだ、、」

「え?」

、ん、!?
 あたし、言葉、間違えた!?

「違う、の、!触りたくて、呼んだ、、」

「、、は?」

また間違えた!?
どう伝えればいいんだっけ?
えーと、えーと、、。
触りたくて?
じゃ、なんか痴漢みたい!?
じゃなくて、、ムズムズして、独りで、しようとして、そしたらタクミ君を思い出して、、!??
あれ?あってる!?

ちづるはパニックになった。

「、っ!、えーと、ね、、違うの、、ぁの、、」

タクミは、ちづるの言いたい事がなんとなく分かった。
が、ちづるのパニック状態が面白いので分からないふりをした。

タクミは黙っている。
ちづるはますます、焦ってきた。

「ぇ、と、、。ぁ、あたし、1人で、しようとしたら、タクミ君の声がして、、。
それで、、なんか、、っ、電話して、、。」

「、、、。」

「だから、、そういう、っ、感じで、、」

「つまりー、、。
ムラムラしちゃった、だから呼んだの?」

不機嫌そうな声でタクミは言った。

「、っ、!」

タクミ君、怒ってる、、!?

、、、ムラムラ、したから呼んだ、、。
そう、、 だっけ?

だとしたら、、
それは、、怒る、よね。
そんなの、、。
男の人が、風俗嬢を呼ぶのと同じ理由だよ、ね、、。

「ぁの、、。
ごめん、なさい、、。」

「え。
認めるんだー。」


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