〜 放課後 〜-2
「ん……うん……っ」
ブルッ、私の視界に広がる先輩の下半身が小さく震え、
プシッ、ショロロロロ……。
濃いアンモニア臭を伴って、真っ黄色なオシッコが放たれました。
最初の頃でしたら目を閉じてしまって、尿の先端を顎やら鼻やらで受け止めてしまっていましたが、ここが1つ目の踏ん張りどころです。 私はグッと目に力をいれ、めいっぱい口を拡げて、
「あーん……んむっ、んっ、ぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ」
ゴクゴクとしょっぱい液体をのみこみます。 飛沫が喉に直接当たると噎せてしまうし、歯に当たって跳ねてしまってもいけません。 舌の奥でつつんで、そのまま自然に喉奥に流れ込むように、口から胃まで一本のホースにするイメージでオシッコを受けとめると上手くいくんです。
ショロロロロ。
「んぐっ、んくっ、んっ、くっ、んくっ、んくっ、んくっ」
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ。
口にオシッコが溜まりすぎてしまうと水しぶきが飛び散るし、かといって一気飲みは大変です。 だから少し溜めては飲み、また少し溜めては喉を鳴らすとスムーズです。
ショロロロロ。
「んくっ、んくっ、んくっ、んくっ」
次はおちょぼ口に窄めます。 オシッコを受けとめるために必要な最小限の大きさまで、口を狭めるのです。 そうすればより上品になりますし、何より飛沫が口から跳ねなくなります。 どうしたって少しは床にこぼれるのですが、拡げたままでジョボジョボとオシッコをいただくのと、おちょぼ口でくぐもった水音でいただくのとでは、こぼれる量が全然違います。
ここまでは入寮して2週間でどうにかやれるようになりました。
問題はここからです。
ショロロロロ。
「んくっんくっんくっ……ふぅんっ、んっ、んふん……っ!」
右手を股間に伸ばし、中指でクリトリスを弾きます。 どれだけ毎日弄りまくっていたとしても、クリトリスへの刺激は独特で、息が乱れるし身体は震えます。 平静でなんかいられません。 もっともクリトリスを弄りながら平静を保てるなら、それはそれで困りますけど。
「んくっ、はぁっ、んっくっ、んはっ……」
飲みながら、先輩が全てを出し切るまでに絶頂すること。 このステージを私は目指しています。 息が弾み、喘ぎが漏れそうになりますけど、声をだすなんて出来ません。 そもそも喉までオシッコが詰まっていて、声、出ませんし。 気を抜けば口が溢れるし、一瞬で気管まで入ってくるし、自慰なんてやってられる状況じゃないんです。 それでも気持ちを昂ぶらせなくちゃいけなくて、指の動きを半端にするわけにもいきません。
ショロロロロ。
「んっふっ、んふっ、んぶっ、んぐっ、んぐっ、ふぅんっ」
呼吸のリズムが乱れてきました……いつも、どうしてもこうなっちゃうんです。 自慰と飲尿を両立するには、リズムが大切だって先輩から教わりました。 呑む、弄る、喘ぐ、飲む、弄る、喘ぐ、ここで一呼吸、また飲む、弄る、喘ぐ。 この繰り返しを守らなくちゃいけないのに、頭で理解していても身体がいうことをきいてくれません。 呑む、弄る、喘ぐ、呑む、弄る……あ、あ、ダメ、気管にオシッコが入ってきちゃう……。
「んぐっ、ぐぶっ、ぶぇ、んげっ……! げほっげほっ、けほっ」
……こうなるとアッという間です。 尿を頂きはじめてから20秒もちませんでした。 これで何度目かわかりません。 いつも自慰を始めて10秒で、喉のコントロールを失ってしまいます……ああ、ちっとも進歩できてないなぁ……全然ダメです……。
ショロロ……ピタッ。
私が咳込んだ瞬間、降ってくる尿が止まります。 先輩は、こういう所は凄いんです。 オシッコを止めるって、女の子にはすごく難しくて、私なんて『止めろ』といわれてから2、3秒はかかるのに、先輩のオシッコのキレは抜群で、これちょっとやばいでしょ、って思ってます。
「あらら〜、うまくいってたのにね〜。 怜ちゃん、大丈夫?」
スカート越しに、心配そうな先輩の顔。
「んぐっ……ふぁい……けほっ、けほっ……も、もうしわけありません……げほっ」
オシッコの残滓を呑み込み、吹いてしまったオシッコで顔をビチャビチャにしたまま、謝ります。
「そう♪」
ニッコリ。 先輩は失敗しても怒りません。 ただ、じゃあこれで終わりなるかというと、そういうことはありません。
「じゃ、あとは飲む練習ですね〜。 まだ半分くらい出ますから、しっかりしましょうね」
「は、はい。 あーん……よろしくおねがいしまふ」
「いきますよ……んっ」
プシッ、ショロロロロ。
「んくっ、んくっ、んくっ」
どんなときでも最後まで。 上手にできようとできまいと、オシッコ系にしろ自慰系にしろ、先輩は指導がお終いになるまで付き合ってくれます。 時々『もういいじゃん』『しつこいなっ』と正直思いますけど、長い目で見たら、先輩みたくしてくれる方が、私のためになる気がします。