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二人の外道
【鬼畜 官能小説】

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A:2-1

 Aに首輪を引かれ、拷問部屋に連れてこられた私は、ベッドの上で四つん這いにされて拘束された。昨日と同じ体勢ではあったけれど、今日は手足に鬱陶しい枷が巻き付いている。こんなの付けなくても私はもう逃げないのに。
「ひっ……」
 Aの手が私の股間に触れた。でも、触っているのは膣じゃない。その少し上にある、排泄を行う器官……肛門だ。
「さーて、亜里沙ちゃん。今日はBのあんちゃんはかわいそーにも、お仕事の都合で来られないらしーから、俺と二人っきりで楽しもうぜぇ。わくわくしてくんだろ?」
「うぅぅ……やめて、くださぃ」
 下品に煽りながら彼は私の肛門を指でなぞっている。ご丁寧に、手には使い捨てのビニール手袋までして。よくドラマの手術シーンで使われていそうなやつだ。私は小さな消えそうな声で非難するのが精いっぱいだった。
「ぐううッ!」
 肛門にぬるりとした感覚が走ると、次に鋭い痛みが駆け抜けていく。私は首を曲げて股からAの様子をうかがおうとしたが、無理だった。
「何されてるか気になる? 今ねー、亜里沙ちゃんのアナルに指入れたトコ。アナルって肛門のことな」
「え? ちょ、ちょっと、何それ、やだっ! やめてっ、やめてよぉっ」
「ははは、やめるわけないっしょ。そらそら、穴広げちゃうぞぉー」
「ぐがッ! ぐぎいいいいいッ! 痛い痛い、痛いいいいッ!」
 Aは私の肛門に突き刺した人差指を大きく震わせて、暴虐の限りを尽くす。耳には彼の笑い声が響く。
「身体の排泄物、俺の目の前で残らず出してもらおうか?」
「は? なにを言ってるの? それどういうことぉ」
「なあに、すぐにわかるさ。自身の身体でな」
 彼は私の前に来ると、腕を肘の部分で曲げて肘までベッドに着かせると、縄で私の腕をベッドに固定した。さっきよりもお尻をつきだす格好になってしまった。そして、Aはまた私のお尻に指を入れて凌辱をくり返す。
「さっきよりもアナルがよく見えるぅー。ピンクでかわいー」
「やだぁ……やめてよぉっ、お尻痛いぃ」
「わかったわかった、やめるやめる。その代わり、亜里沙ちゃんも今からお尻のこと、“アナル”って言うんだぞ」
 そう言ってAは私の肛門から指を抜いて、部屋から出て行った。私はほっとしたけれど、それはほんの少しの時間で絶望へと変わった。


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