A:2-3
「おしおし、もう腸まで綺麗になったかな?」
便の付いた手袋を取り替えたAは、また私のアナルに指を突っ込んで、いじくりまわす。彼は指を中で折り曲げて腸壁を引っ掻いたり、出し入れをくり返して、私に排便の疑似体験をさせる。
「うぐぅ! い、いやっ、やめて!」
「じゃあ、代わりにコレをやるよ」
Aはズボンと下着を一度にまとめて下ろし、ギンギンになった自らのペニスに素早くコンドームを被せると、私のアナルにそれを突き入れた。
「ひぎいッ! いだいッいだいッ!」
「うるせえ。お前が指は嫌だってんだから、代わりに違うの入れてやったんだろ。このまま射精するまで付き合えや」
「あがあああッ! いやあっ、抜いて抜いて、抜いてぇっ!」
「ああ、抜いてやるよ。え? そっちじゃないってか? わははは」
「うぐあっ、動かさないでぇ……」
私はボロボロ泣きながら必死に訴えた。しかし、私の訴えは聞き入れられるはずもなく、Aは好き勝手にピストン運動を繰り返し、私のアナルを傷つけ続けた。私はそのたびに走る激痛に、鋭い悲鳴を上げねばならなかった。
「あぎっ、いぎいいい、痛いぃぃぃ」
「俺はすっごい気持ちいー」
「早く……早く終わってよぉ」
「可愛い亜里沙ちゃんに頼まれちゃ、仕方ない。すっごく早く動いてさっさと終わらそう!」
「嫌ッ! そうじゃないっ! いやだいやだ! いやっ、あ、うぎいいいいいッ!」
Aはいきなり動きを速めて、私の身体をゆすりながらピストン運動をめちゃくちゃに繰り返した。なんの快感もない、ただ痛いだけの行為に私は悲鳴で否定を示したけれど、もちろんAはそんなこと気にもしなかった。
「あー出そう。……ほらよっと!」
「ひいっ! あぐううぅぅぅ」
射精が終わってもまだビクビクと跳ねるペニスを引き抜くと、そこにはポッカリと開いた腸へとつながる黒い穴ができていた。
「おぉー。余裕で指が二本も入るぜ」
「もうやめて……ふぐっ、うあ」
Aはその穴に指を突っ込んで、腸壁を擦るように動かしている。射精が終わっても、私への凌辱が終わったわけではないらしい。
「あ、穴が閉まっていく。あったかくて気持ちいいなぁ」
「早く抜いてよぉ」
「バカ言え。楽しんでんだから、大人しく喘いでろ」
「ううっ!」
ペチンとお尻が叩かれて、私の抗議は終わった。それから十数分間、Aの気が済むまで、私のアナルは指を出し入れされて蹂躙され続けた。