ご褒美-1
トランクス姿のタクミが、濡れた頭で来た。
「15分、長かった?」
え ?
あ
タクミくん
タクミくんが
いる 。
タクミはちづるの全身を見て、近くにきてかがんだ。
頬を撫でて言う。
「、、怖くなっちゃったの?」
「、、ん、ん!ん、ん!」
ちづるは頷く。
タクミは言う。
「足首、真っ赤じゃん、、、。
怖くて漏らしちゃった?」
「、、、ぇ?、、」
ちづるは染みの出来たじゅうたんを見た。
「、、、ぁ、、。」
ちづるは泣き出す。
「だって、、っ、きゅうに、怖く、なったん だ も、、、ん、ぅうっ、んっんー、ん、んんっく、、ぅうっ、えっ、」
タクミ両手でちづるの頬を包んだ。
「ちづちゃん、、、。
本当、子供みたい。」
タクミは、使ってたタオルでちづる涙を拭いた。
そのままキスをした。
「ふ、、ん、、ん、ん!」
シャワーから出たばかりのタクミの身体は暖かかった。
ちづるはタクミの肩に頭を預けた。
安心すると、また涙がポロポロ出てきた。
「ふ、ぅう、うっ、う〜っ」
「脚、痛そう、、、。
取るね。」
タクミはちづるの拘束を全て外した。
ローターを、ゆっくり引き抜く。
ヌチャと音がした。
「はぁ、!う、、ぅ、」
「エッチ、したかったんだよね、、?」
タクミは置いてあったコンドームを着けた。
ちづるはぼんやりした頭で思う。
タクミ君、なんで 勃ってる、の、、?
「入れるね、、。」
二人はソファーの下の床で重なりあった。
「はぁ、あ、あ、、あ、、」
ゆっくりと、タクミのモノがちづるの中に入った。
下にいたちづるは腰を、動かす。
「あ、、あぅ、、う、う、、」
ちづるは腰を振り始める。
そのスピードが、とにかく早い。
痙攣しているように無我夢中だ。
ローターの弱い快感と拘束は、苦しかった。
タクミとのSEXは今のちづるにとって、最高のご褒美だった。
ちづるは動物の交尾のように腰を振る。
「ちづちゃん、、、。
腰、、はや、い、、、ぅ、う、
ちょっ、、、落ち着いて、、、って、
無理か、な、、?」
タクミが全然動かなくても、摩擦がおきる。
「ぁあっ、あ、あ、あ 」
あ あ あ
気持ち い い 、、、
気持ち い 、、
「、、、ん、、う、ぅう、、、ふふ、
なんか、、変態の、目、してるよ、、?」
「う、ん、ん、あ、、はぁっ、あ、あ、」
タクミは動かずちづるをじっと見ている。
「ねぇ、、、ぅ、、
俺 シャワーしてる と き、なにが、、はぁ、、怖かったの、?」