Runa:「優しさの呪い」-7
「本当だ、硬くなってる。」
彼は私の胸を触ってそう言った。
跳び箱の中で隅にもたれ掛ると、彼は私にキスをする。口の中に舌を絡めてくるので、私も少しだけ舌を出して、彼と舌を絡め合った。
そんなことをする度にどんどん胸が張っていく感じがする。私の母乳は、全て勇樹が用意してくれたパッドに染みこまれていく。
思えば、こうやってパッドを用意したことだって、私が学校に来るだろうという前提で用意したものだろう。
勇樹は「ありがとう。」なんて言っておきながら、私がどういう行動を取るかお見通しなのかもしれない。
馬鹿にされているような気分で、悔しくなる。なのに、言葉の魔法のせいでそんなことにも気が付かないなんて。
公共の場なのにも関わらず、こうやって舌を絡めて、誰も来ないこの雰囲気に私も興奮してきたのか、心臓が高鳴り始めていることに気付く。
彼は、私と舌を絡めている間も、休むことなく左手で胸を揉み続け、右手でシャツのボタンを外していった。
私の着ているシャツを脱がし、「うわぁ、おっぱいがブラジャーに納まりきってないよ。ホラ。」とブラから露出している私の乳輪の部分を指差す。
「私のせいじゃない、薬のせいでこうなってるんだからね。」
恥ずかしくて、悔しいが、その薬を飲んだのは紛れもなく私自身だった。
彼はそのことを指摘したりせず、ブラジャー越しから指先で胸を何回か突いたり、揉んだりした後、私のブラのホックを外した。
ブラジャーの裏地についている母乳パッドを触ったのか、「うわっ凄い濡れてる、ブラも重いし。」と言って私の胸を見つめる。
「うわー、すごい!母乳マジで出てるよ!」
「んっ…起きた時もシャツめっちゃ濡れてた。あっ!」
彼はいつも以上にテンションが高く、私の胸を持ち上げたり、今朝の私のようにゆっくりと強く胸を揉んだり、乳首を親指と人差し指で摘まんだりして、
「めっちゃ母乳出る!顔にかかるよ、ほら!」
と私の乳首の前に顔を持ってきて、わざと母乳を浴びるように押したりしている。
どうしてか分からないが、体から何か液体のようなものが出るのを見られたりするだけでこんなに恥ずかしいのはどうしてだろうと思った。
そして、私がキスしている時にドキドキしたり、こうやって母乳で遊ばれている時には、胸の奥の方が熱くなって母乳がたくさん出るような感じがなんとなくだがした。
「じゃあ、舐めるね。」
彼は、私の硬くなった乳首を舌の先で舐めたり弾いたりする。
「あっ…いやん…んんっ!」
犬のように舌で私の乳首の先から無意識に出続ける母乳をひたすら舐めてくる。
彼は、乳首の先を舐めたり、乳首の周りの乳輪を舐めたりしている。
「すごい、どんどん出てくるよ。」
もう片方の胸も、ゆっくりと強く揉まれるたびに母乳が噴き出す。
彼は、こっちもと言ってもう片方の乳首も同じように舐め始めた。
「はんっ…っ…んん」
乳首を舐められている時よりも、乳輪を舐められている時の方が焦らされているようで、声が出てしまう。
勇樹の舌の温かさと、唾液の音に興奮する。それと比例するかのように母乳も出る。
「じゃ、俺甘えちゃうよ。」
そういうと勇樹は、私の乳首を口に含む。
「んんっ…やん…」
私の母乳が勇樹にたくさん吸われていくのを感じる。
母乳を飲んでいる間も、勇樹の手は休むことなく私の片方の胸を揉み続け、そちらの乳首からは母乳が垂れ流しの状態になっている。
一生懸命母乳を吸う、勇樹の姿はまるで、自分の子供のように思えてくる。
「瑠奈ちゃんのおっぱい、美味しいよ。俺、瑠奈ちゃんのおっぱい吸うために、お腹空かせておいたんだよ。だから、これが今日の俺の昼ごはん。」
馬鹿じゃないの。
「んっ…そんなことしないで、ちゃんとご飯食べればいいのに。」
そして、勇樹はもう片方の乳首も口に含んで吸ってくる。
吸われていた方の乳首は、私の母乳と勇樹の唾液で光沢を放っている。
「んっ…。」
勇樹はもう片方の乳首から唇を離すと、着ていた制服を脱ぎ始めた。
彼が制服のパンツを脱ぐと、下着越しでも勃起しているのが分かった。
そして、その下着も脱ぐと、彼のはち切れそうなくらい隆起したペニスが私の前に露わになる。
健康的な薄いピンク色をした、ペニスは反り上がって天井を向いている。
「瑠奈ちゃん、四つん這いになって。」
私は、言われたように、勇樹の方の上の方に手をついて、腰の横らへんで膝立ちする。
跳び箱の中で狭いので、頭を低くしなければならなかった。