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愛すべき彼女と肉塊
【学園物 官能小説】

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Runa:「優しさの呪い」-5

紙袋の中身を予め知っていれば、朝何が起こるのか予測できたはずなのだが、そんなことは知る由もなく、朝が来た。

私は、朝起きるとまず、私は自分の胸が異常に張っているのに気付く。

生理の時になると胸が張っていることはしばしばあったが、なんだかこれはそれとは違う気がした。

そしてその後で私は、自分の着ている部屋着が胸の辺りを中心に濡れていることに気が付いた。

鏡で自分の今の姿を確認すると、胸の先端を中心に何か液体のようなものが垂れた跡が服についていて、部屋着を脱いで自分の裸の胸を見ると、乳首から白い液体のようなものが滴っていた。

「嘘でしょ…。」

私は誰も居ない部屋で思わず言葉を口にした。

私の乳首から滲み出ている母乳は、私が何もしなくても自然と滴っている。

試しに右の胸をゆっくりと強めに揉むと、勢いよく母乳が吹き出し、鏡に母乳の白濁した液が鏡に飛んでしまった。

「明日の朝使って。起きたら必要になると思うから。」

母乳が出ている異常事態を冷静に把握するために、まず彼の思いだした言葉に従って私はカバンの中から紙袋を取り出した。

紙袋を開けると、中には母乳パッドが入っていた。

彼の用意周到さには呆れてしまい、私はとりあえずこの後学校に行くのかどうか迷っていた。

体調が悪い、と言って学校を休むこともできる。

そう思っていると、私の携帯にメッセージが何件か入っていた。

「瑠奈ちゃんおはよう。大丈夫?あの薬は母乳が一時的に出るようになる薬だったんだ!パッド使えば多分学校で普通に過ごせると思うよ!」

と勇樹からのメッセージには書かれていた。

いやいや、大丈夫ではない。

「体調はいつも通り?気持ち悪くなったりしてない?」

「母乳の出る瑠奈ちゃんもエッチかなって思ってさ♡」

意味が分からない。まぁ、彼の私の体への執着っぷりにはもう慣れつつあった。

彼はとにかく、私の体を弄って、私が感じているところを見たいのだ。

ふと母乳がかかった自分の鏡を見ると、上半身裸の自分の姿が映っていた。

なんとなく、両方の手で胸を先ほどのようにゆっくりと強めに揉む。

鏡に飛び散ったので、手のひらで乳首を押さえながら揉むと、手に温かい液体が霧吹きのように当たる。

生まれて初めて母乳の出る姿の自分を見て、少しだけいやらしい気持ちになる。

本来、自分が妊娠したときに出るのが正しいはずなのに。

母乳を吸う男の子、を想像するのが普通だと思う。

しかし、最近私の体に触っているのは勇樹一人しかいない。

そう、最近どんな妄想においても、彼を想起してオナニーにすることを避けられないのだ。

嫌でも想像に出てきてしまう。この母乳を吸ってくれるのも他の誰でもない、勇樹だと。

「はぁ…。」

そんなふうになってしまった自分を残念に思いながら、私はもらった母乳パッドの使い方を読みながら、登校する準備を始める。



学校についてから、しばらくは普通に授業を受けていた。

しかし、時間が経つにつれて煩わしいほどの胸の張りを感じ始めていた。

休み時間になって個室へと駆けこんで、ブラを外すと、パッドは既に大量の母乳を染みこんでいるらしく、湿っていて重くなっている。

私は便器にめがけて自分の胸を強く押すと、勢いよく母乳が飛んで、便器の中の透明な水が次第に乳白色になっていく。

少し楽になるまで胸を搾りだして、下着を身に着け、また授業へと戻る。

しかし、昼食前の時間当たりでまた胸の張りを感じ始めた私は「先生、体調が悪いので保健室に行ってきていいですか?」と言って、教室を出た。

とりあえず保健室に行くよりも、この母乳を搾りだしてしまおうと考えた私は再びトイレの個室へと籠ることにした。

搾っても搾っても、私の母乳は出続けていて、どうしようもなくなっていた。

とりあえず、母乳をある程度出したところで私は保健室へと向かった。

体調の悪いフリをして、以前勇樹と一緒に入っていたあの壁で仕切られているベッドの部屋で寝てようと思った。

しばらくすると、昼前の授業のチャイムが鳴って、それからしばらくしないうちに勇樹からメッセージが届く。

「瑠奈ちゃん今どこにいるの?」

保健室、と返信すると既読だけついたまま返信は来なかった。

しばらくすると「失礼しまーす。」と声がして、私が寝ている部屋と足音が近づいてきた。

ドアが開くと、「やぁ。」と勇樹がこちらへ入ってきた。

「やぁ。じゃないよ。私、授業受けられるような状態じゃないんだけど。」

と言うと勇樹は不思議そうな顔をしていたので、勇樹が飲ませた薬のせいでこうなった、ということを強調するように、これまでの経緯を説明した。

「そっか…。そんなふうになっちゃうんだね。」

勇樹はこうなるとは予想していなかったらしく、申し訳なさそうな顔で私を見ている。

「で、この効果はいつまで続くの?」

「えっと…多分今夜くらいには出なくなると思うよ。」

「ホントに?今夜まで続くとか困るんだけど…。」

こんな状態では胸が張って落ち着かず、授業どころではなかった。

「本当にごめんね。女の人がそんなふうに胸張って大変だなんて全然知らなかったんだよ。」

「私だって知らないよ。」

勇樹の話では、自然にしていれば夜には治るようになっているらしい。

とにかく、体調が悪いと先生には言ってしまったし、なんだかこの状態で母乳が出てると他の女子にバレても厄介だと思い、早退することに決めた。



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