♪-6
二人でシャワーを浴びた後、
吉見が夕飯を作ってくれて二人で食べて、ゆっくりテレビを見ている。
なんだか幸せな時間だった。
そこにコマリが来て俺の膝の上に乗った。
「ずるい!コマリ!」
コマリをなでる俺を見て吉見がそんなことを言うから
「コマリと俺は同棲してるからな。
コマリは俺にとって1番のオンナだよ」
そう言ってコマリを持ち上げて頬ずりした。
そんな俺たちを吉見はふくれて睨む。
「何?吉見も引っ越してくる?」
「・・・・・うん」
コマリを羨ましそうに見つめて、小さく返事をした吉見を見て大笑いした。
「あっはっはっは。そうか。
好きな時に引っ越してくればいいよ」
本気なのか、冗談なのか。
完全に引っ越してくるのか
自分の部屋を残したまま、半同棲するのか・・・
吉見の好きなように。
ただ、俺からは逃げられないから。
そう思って吉見の可愛い頬にキスをした。
「何?」
俺のキスした頬を手で押さえて
ちょっと照れてそう聞いた。
「俺たちのスタイルで、同棲を始めようか―――」
Well, we'll begin to Cohabitation.