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同棲ラプソディー
【女性向け 官能小説】

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ゴムを付けてゆっくりと真理子の中に入れば
きっとお互いがお互いに探していた相手なのだと
感情以上のどこかで結びつく。

段々早くした律動の下で
息を荒くして、必死に俺にしがみつく女を
可愛いと思わない男はいない。

「愛してる」

小さく言ったその言葉に反応して
中がきゅっと締まった。

「ちょっと・・・真理子っ」

吉見は嬉しそうに笑って
「私も」と言った。

何とも言えない幸せ感が心に充満して
何度も何度もキスをする。

やがて襲ってきた恍惚の感じに二人で同時に身をゆだねる。
その瞬間も、その波が去った後も
俺たちはずっと抱きしめあっていた。

もう離れられないかのように
ずっとずっと抱き締めあっていた。

「愛してるよ」

セックスの最中じゃなくて。
きちんと伝えておきたかった。

そんな俺の気持ちをくみ取ったか、
クスクス笑いながら
「私も愛してる」
と、俺のほほにキスをした。



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