【眠れぬ夜を抱いて】(コバ×ミキ)-3
片手で柔らかな乳房を弄びながらもう一方の手をそろりと足の間に差し入れた
掌に吸い付くような肌の感触
ゆっくりと撫で上げていくと、美木のまだ薄い芝生の中にある秘部に指先がたどり着いた
性急になりそうになる気持ちを抑えて小林は美木の誰もまだ触れた事のない場所に指をあてがうと擦るように撫でた
指先に美木の柔肌より滲み出た蜜が絡みついた
「・・・・ん・・・ああっん・・・」
目を堅く閉じながら、押さえきれないように声がもれる美木に小林は愛しさがこみ上げてきた
鼻にかかる甘い声音に突き動かされるようにより大胆に指を動かして撫で、人差し指を差し入れた
徐々に侵入を試みながら、刺激を繰り返す
柔らかな花弁からは甘い蜜が溢れ出していた
その中にある小さなしこりが指の間に当たると美木は身体を仰け反らせて激しい快感に耐えていた
それが特に敏感な花軸なのだとわかって、小林はその部分をますます爪弾く様に刺激した
あまりの快感に身を震わせて切ない悲鳴を上げる
次第に美木の堅く閉じていた膝が自然と開いていた
「ああんっいや・・・そこは・・はぁんっ！・・・・」
小林は身体をずらし、美木の下腹部に顔を埋めるようにすると花軸を啜るように口に含んで舐め、指を花弁の奥に差し入れ掻き回した
「美木さん・・すごいです・・・」
「こ・・ばやし・・・くぅん・・・ああん・・・」
小林の与える刺激に美木の思考は緩やかとなり、いつしか歓喜の声を上げるのが精一杯になっていた
美木の今まで閉ざされていた花弁は花開きトロリとした芳香を放つ蜜は溢れて小林の手を自らの腿を濡らしていた
小林は口元を自分の手の甲で拭い、指を引き抜くと美木の耳元で囁いた
「・・・そろそろいいですか？」
「・・・あ、はい」
小林は自分の張り詰めた切っ先を美木の花弁の中心にあてがうと、少しづつ挿れ始めた
濡れ細った秘部の入り口はまだ堅く、なかなか他者の侵入を許さなかった
どうにか先端を収めたが絞り上げられるような刺激に小林自身が爆発したくて耐え切れなくなってきた
それでも、いまさら引くことは出来ない
「・・・美木さん・・・力抜いてください・・・」
「・・・・くぅっ！」
小林は美木の膝を抑えて、一息で身体を沈み込ませた。
美木の中は熱く狭く、小林を締め付けた
脳天まで身体を貫く痛みに歯を食いしばって美木は耐えた
重なり合った部分からは薄い朱い液体が流れ出ていた
とめどなく溢れる涙が美木の頬を濡らしている
その涙が庭に焚かれた篝火に照らされ朱色に染まって見えた
小林の背にしがみつく様手を廻してその身体に痛みと共に受け入れた熱さに身を任せながら
悲しみと・・・痛みと・・・歓喜と・・・
綯交ぜになった感情が美木の内で渦巻いて溶け合っていた