終章-1
【終章】
その後も、遠慮することなく喘いだ響子は幾度も絶頂を向かえ、大満足でグッスリと眠ることができた。
翌朝、響子が目覚めると、その横では全裸の春奈が拓哉の体に跨がり、朝起ちをする拓哉の肉棒にムシャブリついていた。勿論、剥き出しの股間は拓哉の顔を覆い、その幼い割れ目は、拓哉の舌先で快感を甘受していた。
昨日の響子は、欲求不満を解消することが目的で、春奈に淫らなことをさせようとは思っていなかった。
しかし、成り行きで夫婦の行為に誘い込み、夫の肉棒に奉仕するに至った娘を前にしても、響子は一切の後悔はしていなかった。反対に新しい家族の在り方を築けたことに、今は高揚感に満たされていた。
「うふふ、そうよ、そのカリの裏をもっとペロペロして上げて」
響子の突然の声に驚き、春奈は肉棒を口から離した。
「お、お母さん、おはよう」
照れたのか、春奈がはにかみながら微笑んだ。
「うふふ、おはよう春奈。朝からお盛んだこと」
「だって、起きたらみんな裸だったし、お父さんのオチンチンが大きくなってたんだもん」
昨夜、響子のレクチャーを受けながら覚えたフェラチオを試してみたくなったそうた。
我慢できずにそれを口に含むと、直ぐに拓哉が目覚めた。促されるまま幼い淫部を拓哉の顔に押し付け、父と娘でシックスナインを始めたのだ。
「いいのよ、せっかくだからお母さんがやったみたいにお口でイカして上げて」
「え〜、無理だよ〜、だってお父さんのオチンチン大きくて、もう口がガクガクなんだから」
「ははは、そんなにデカイか」
例え娘であっても大きいと、言われると男は嬉しいものだ。
「うふふ、確かに大きいわね。でも残念ね。射精をお口の中で味わうのも素敵なのに」
「そうなの。やってみたいけど、やっぱり春奈にはまだ無理だよ」
春奈が残念そうな顔をした。娘の寂しそうな顔を見た響子は何とかしてあげたくなった。
「じゃあ、お父さんがイク直前までお母さんが頑張るわ。お父さんがイキそうになったら交代するから直ぐに咥えるのよ」
「うん」
春奈が子供らしく元気に頷いた。
「じゃあ、早速」
響子は拓哉の下半身に跨がると、勃起した肉棒を掴んで、自身の淫口に宛がった。
「えっ、口でするんじゃないの?」
「朝から2人のエッチな姿を見てたらしたくなっちゃったのよ。では失礼」
響子は腰を落とした。
「ああああん、いいわあ、ああああん」
拓哉の上で淫らに腰を揺する響子を見ながら、春奈は自身の割れ目の中に指を滑り込ませた。父親の唾液なのか愛液なのか、ヌルヌルの割れ目の中を弄り始めた。
「はあ、はあ、エッチなお母さんなんだからあ、はあ、はあ」
「あんっ、あんっ、入ってるとこ見て…もっとエッチなお母さんを感じて…あんっ、あんっ」
響子は自身の淫らな結合部分が春奈に見えるように、足を開き気味にして拓哉の上で跳ねた。
「はあ、はあ、お、お母さんのエッチな汁で…、はあ、はあ、お父さんのオチンチンが、ビチョビチョだよ…、はあ、はあ、2人とも凄くエッチだよ…、はあ、はあ」
娘に見られ、その言葉に興奮した拓哉の射精感は一気に高まってきた。それこそ起きたてに娘の可愛い秘部を見ながら、娘の可愛い口で奉仕されていたのだから、元々限界は近かった。
「ううっ、きょ、響子出そうだ…」
「ああん、早いわようう」
少し不満そうな響子だったが、直ぐに拓哉の上から降りると春奈を促した。
「いいわよ咥えなさい。そうよ、もう舌技は要らないわ。後は素早く顔を上下させて一気にイカせてあげるのよ」
母親の言葉に目で応えた春奈は、父親の肉棒を咥えたまま、顔を激しく上下させた。
「ううっ、いいぞ春奈…」
拓哉の歓喜の表情で娘を励ました。
「出た瞬間は喉をすぼめなさい。でないと、咽ちゃってせっかくの精子が味わえないわよ」
「くっ、出るっ、ううううう」
その瞬間、拓哉の迸りが春奈の口の中に放出された。口の中に広がる勢いと何とも言えない芳香に春奈は目を見開いた。ドクドクと幾度もの脈動を感じながら、春奈は拓哉と響子に交互に目を移した。両親とも愛情たっぷりの優しい微笑みを浮かべていて、春奈はとても嬉しくなった。大好きな父親に対して、母親との一つの共同作業が完結したことに感動していた。
放出が終わり、拓哉の肉棒から口を離した春奈は、それを本能的に飲み込もうとした。
「待って!飲み込んだらダメ!」
響子が慌てて止めたので、寸でのところで飲み込むのを止めた。
(若しかして本当は身体に毒になのかな…)
昨晩も、響子に教えられたお掃除フェラをしていたときにも、微量なれど拓哉の精子は飲み込んでいた。それを思い出した春奈は少しドキリとした。
「飲み込む前に、口に溜まった精子を男の人に見せるのよ。そうすると喜ぶから」
「むっ?」
キョトンとした春奈が響子を見たので、響子はゆっくりと肯いた。
(変なの。でもお父さんが喜ぶなら)
春奈は拓哉に向かって口を開け、中に溜まった精子を見せると、拓哉が満足そうに肯いた。春奈は拓哉の目を見ながらそれをゴクリと飲み込んだ。
歓喜の色が拓哉の表情に浮かんだので、春奈も嬉しくなった。