“魔”-2
「いつも旦那と商談するとドキドキするよ。もしかしてバレてんじゃないかって、ね?それと、いつも奥様にはお世話になってます、みたいな。へへへ…」
床に跪き射精後のペニスをしゃぶる紗英の髪を撫でながら言った。
「お願い…秘密に…。」
「俺との関係を止めたいとか言い出さない限り、言わないよ。フフフ…。」
紗英はペニスをしゃぶり続ける。
「藤間のおしゃぶりは気持ちイイからチンポが全然萎えないぜ。立て続けにセックス出来るよ。」
紗英を立たせて背後から突き上げる。
「ああん…!ああん…!」
何度見ても飽きない姿だ。紗英の肉体から発するフェロモンは確実に男を惑わす成分を有しているのであった。
事務所の中にある応接室。なぜか微妙にドアが開いていた。その中で居るはずのない誰かが息を潜めて事務所で行われている不倫を見ている男がいた。
(たまんねぇ…。アイツはあんなにスケベな女だったのか…。ハァハァ…)
セックスに燃える紗英姿に男は過去最高の興奮を覚えた。
(クソ!ヤリたくなって来たぜ!アイツとセックスしたくなってきた…。今ずくヤリてぇぐらいだっ!!)
ズボンの上から股間を擦る。すでにビンビンだ。見ているだけで興奮する。
「ほら!中に出すぞ!?旦那以外の男に中出しを許す人妻なんて滅多にお目にかかれないからな!!」
普段おしとやかな紗英の信じられない程の下品な声が響く。
「出して…!中に出して…。ああん…!」
男は耳を疑った。不倫相手に中出しを懇願する人妻の言葉に衝撃を受けた。
(変態…じゃんか。)
性に狂った人妻の姿に男はペニスを出ししごき始めた。
(女は怖いな…。全く見かけによらないぜ…。でも使い方によっちゃあ…最高の遊び道具になるんだな。ククク!これからはたくさん遊ばせて貰おうか…。)
藤間紗英なね新たな受難が待ち構えている事は、この時知る由もなかった。
「全く楽しい女だよ、藤間紗英は…!」
紗英の子宮に精子を送り込みながら健太郎は言った。と同時に偶然にもその男も同じ事を思ったのであった。
(全く楽しい女だよ、宮地紗英は…と!)
と。
(完)