エスカレートする要求-4
体を支える手から力が抜けおぼつかない。健太郎の体にしがみつくのが一番安定するが、自宅で不倫相手に実身を委ねる行為は間違いなく不貞で恥じるべき事だと思い避けた。揺れる体が吊されていた調理器具などを音を立てて落とした。
「そうだ…!人妻と台所でセックスって言ったらエプロンだよな…!」
健太郎はペニスを抜きエメラルドグリーンのエプロンを手にする。紗英を台から下ろしエプロンを着させる。
「くっそ…いちいちエロい女だぜ!」
益々興奮させられた健太郎は紗英の体を反転させスカートを捲り上げる。
「ほら、手をつけ!」
紗英が台に手をつくと腰を引き寄せる。ツンと突き出された生の尻がたまらない。
「ほら!」
健太郎のペニスが勢い良く一気に挿入された。
「んっあ!!」
腕がピンと伸びきり上体を起こす紗英。快感が突き抜けた。
「やっぱいいもんだな、エプロン姿の人妻を台所で犯すってのは、さ。何か結婚したくなってきたぜ!」
パンパン、パンパンと響く音。健太郎は激しく紗英の尻に腰を弾かせる。
「藤間と毎日家でセックスできたら最高だよなぁ…。お前が妻だったらセックスばかりしてるんだろうなぁ…。たまんねぇ…お前を妻にしたくなってきたぜ…。へへへ…旦那と別れて俺と結婚しようぜ?」
「えっ…?」
過激な発言にドキッとする。
「俺の妻になれば藤間を毎日毎晩満たしてやるよ。もう欲求不満になる事はない。毎日毎日お前の好きなセックスを与えてもらえるんだ?どうだ?へへへ…」
「ああん…!ああん…!」
挿入の快感で言葉が返せない。勿論、健太郎にそんなつもりはない。ただ困惑する紗英の姿を楽しんでいるだけであった。
「需要を感じない男よりも、需要がある男を選んだ方がお前も幸せだろうよ?俺は藤間の体に言い表せない程に需要を感じてるんだからな…。」
手を前から回しクリトリスを中指でグイグイ圧しつける。
「ああん…、ダメ…!」
下半身の締まりがなくなりそうだ。膝がガクガクする。と同時にまるでお漏らしをしたかのように股間が温まる。出てしまいそうだ。ただ圧しつけられているだけならまだしも、激しく指で弾かれたら失禁してしまいそうであった。
「ククク、またションベンされたら後始末が面倒だからな。なんせ寝てて天井まで吹き付けるお漏らしだ。掃除が面倒くせーからな。」
健太郎はクリトリスから手を離し、シャツの裾から両手を入れ紗英のふくよかな胸をギュッと掴む。