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同棲ラプソディー
【女性向け 官能小説】

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「見えない〜」
それって、ど―ゆー意味だよ。
「で?」
「同僚の教師と生徒がデキてる」
「え!勘違いじゃなくて?」
「ああ。間違いないだろ」
大して興味なさそうにご飯を食べ続ける俺とは正反対に
興味ありありで吉見の箸はとまった。

「で?で?」
「・・・数学の教師なんだけど、今日数学研究室に生徒を連れ込んで何かしてたな。
見つけたのが俺だったから良いようなものの、他の同僚に見つかったら免職だぞ」
はぁ。とため息をついた。
「何?なんなの?免職になるような何をしてたの?」

吉見、期待し過ぎ。

「うわ〜!高校の数学教師と女子高生か〜。禁断だね〜」
嬉しそうにビールを飲んでいるけど
「違うぞ」
「何が?」
「男女が逆。教師が女で生徒が男」

「えええ〜!何それ!ツバメ?ツバメなの?ねぇ!」
と、さらに興奮しだした。
「さぁ?でも俺が研究室に入った時に教師の方はブラしてなかったからな」

「ひえ〜!その学校なんなの?不良のカオス?」
なんだよ、それ・・・

「いや。ここらで1番の進学校」
「・・・・へぇ。意外」

「ドラマか小説みたいだね〜」
そんな風にキラキラしている吉見を見て俺はもう一度ため息をついた。



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