枕営業-3
「しかし君…」
僕には奥さんがいる、しかも君と同じ会社にいる。そして取引先の人間同士が肉体関係を結んでしまう事など許される事ではない…。義孝から出てくるであろうそんな言葉を唇を塞いで打ち消すかのように自ら抱き着きキスをする陽菜。体調不良などどこかへ飛んでしまったかのように体を起こし義孝をそのままベッドへ押し倒す。唇を離した陽菜の顔はまさに発情した女の表情であった。
「大島君…、僕も男だ。君みたいな魅力的な女性に迫られたら…理性を保ち切れないよ…。」
そんな言葉に陽菜は怪しく微笑む。
「保つ必要なんて…ありますか?」
「ありますかって…」
まだその気にならない義孝にしびれを切らすように再び熱いキスをする。
「宮地部長、私とセックスしましょう…。私、宮地部長とセックスがしたいんです。カラダのパートナーシップを結びましょう…。」
「大島君…、君には負けたよ…」
義孝の目が本気になった。メスを求めるオスの、いいギラつきをした目つきに陽菜はゾクゾクとした。次の瞬間、体を入れ替えた義孝。下から見上げた義孝の顔に陽菜は濡れた。
「スケベな営業さんだ…。可愛がってやるよ。」
羊の皮を破り捨てた狼の姿に陽菜は興奮した。男が本性を現す瞬間がたまらなく感じた。
「大島君!」
「部長!」
激しく唇を重ねた後、強く首筋に吸いつく義孝。悩ましく身をくねらす陽菜の胸をスーツもろとも激しく揉みあげる義孝。
「ああん、感じるぅぅ…!」
顎を上げて悦ぶ陽菜。義孝は荒々しく胸元を開いて行く。ブラジャーは押し上げられ、豊満な胸を鷲掴みにして押し潰すかのように揉みしだく。
「いいオッパイだ。紗英と同じぐらいデカイが張りがある。ハァハァ…、やっぱ若い女はいい…。たまらないよ。」
「ああん、部長…!」
紗英の名前を出されると、いけない関係をしている現実により刺激を与えられるような気がして燃える。
「部長…、若い女の体…たまらないでしょ…?」
「ああ、たまらないね…」
「奥様には負けませんよ…。若いからいっぱい濡れるし、アソコの締まりも比べ物にならないはずです…。私の方が気持ちいいですから…」
「ククク…どれ…。」
義孝はスカートを捲り上げてパンティーの中に手を入れ中指を突き立ていきなり膣に突っ込む。
「ああん!!」
絶叫する陽菜。
「確かにいい締まりだな。キッツキツだ。フフフ、気持ち良さそうだ。」
若い体に興奮した義孝は中指で激しく膣を掻き回した。